京都水族館(京都市下京区)は6月14日まで、国立科学博物館が2024年より実施している巡回展「キモかわすごい!海の骨なしどうぶつの世界」を開催中です。
無脊椎動物の不思議な生態を、パネルや標本、動画を通じて学べる企画展です。会期中の6月7日には、国立科学博物館の研究員で、巡回展を監修した並河洋氏による特別講演も開催します。
無脊椎動物の多様な世界を紹介
地球上の動物の大半は背骨を持たない無脊椎動物であり、脊椎動物はごく一部に過ぎません。巡回展「キモかわすごい!海の骨なしどうぶつの世界」では、この無脊椎動物にスポットを当てています。
会場となる2階「ミテッテ」では、サンゴやウミウシ、クラゲなどの体のつくりや生活史、また私たちの暮らしに関わる無脊椎動物たちについて解説したパネルを展示します。
パネルイメージ(提供:京都水族館)オオグソクムシやムカデミノウミウシ、ナマコなど、全10種類の標本も期間限定で公開。パネルと標本を照らし合わせながら、じっくりと観察できる構成となっています。
子ども向けの学習コンテンツも充実
ワークショップスペース横のモニターでは、無脊椎動物たちの特徴的な動きを紹介する映像を上映。ヤドカリがちょこちょこ動く様子や、クラゲがふわふわ漂う姿など、不思議な生態を見て楽しめます。
ワークシート(提供:京都水族館)また、クイズやクロスワードパズルを通じて無脊椎動物を学べるワークシートも用意されており、お子さまも楽しんで無脊椎動物の魅力に触れることができます。
国立科学博物館研究員による特別講演会
6月7日には、「キモかわすごい!海の骨なしどうぶつの世界」の開催を記念して、本展を監修した国立科学博物館の並河洋研究員による特別講演「海の骨なしどうぶつの世界は不思議でいっぱい!」が開催されます。
講演会 イメージ(提供:京都水族館)クラゲやイソギンチャク、サンゴなどを専門とする並河氏が、背中とおなかの区別がつかない生物や、動くことをやめた生物など、陸上では考えられない不思議な生態をわかりやすく解説します。
講演会は小学生以上が対象で、定員は20名。応募多数の場合は抽選です。
参加には京都水族館の年間パスポートが必要で、5月24日午後11時59分まで公式ウェブサイトから申し込めます。
海の無脊椎動物の魅力に触れる機会
地球上にたくさん生息していながら普段あまり注目されることのない無脊椎動物の多様性と魅力を、さまざまな視点からわかりやすく学べる貴重な機会となる本展。海の無脊椎動物の多様さを学びに行ってみてはいかがでしょうか。
キモかわすごい!海の骨なしどうぶつの世界 キービジュアル(提供:京都水族館)詳しくは、京都水族館の公式ホームページに掲載されています。
※2026年5月13日時点の情報です
(サカナト編集部)