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我が家にやってきたニュウドウカジカ

筆者の家には2015年、このニュウドウカジカがやって来たことがあります。北海道の羅臼町に滞在していた私の友人から頂いたものでした。

このときの個体は全重6.1キロ、全長も67センチもあり、分厚い縦扁した体をしているニュウドウカジカは先述のように皮膚も柔軟で抑えることも難しいことから、側面から撮影することが困難で断念しました。

ニュウドウカジカ撮影のひとコマ(撮影:椎名まさと)

そのため、各部位を観察しながら、背面からの撮影となったのでした。その後は唐揚げや煮物などにして美味しく食したのでした。

このほか、ニュウドウカジカを「抱っこ」した写真も撮影しており、それは、本サイト「サカナト」のプロフィール写真にも使っているほどお気に入りの写真となっています。

(サカナトライター:椎名まさと)

参考文献

尼岡邦夫・松浦啓一・稲田伊史・武田正倫・畑中 寛・岡田啓介編.1990.ニュージーランド海域の水族.深海丸により採集された魚類・頭足類・甲殻類.海洋水産資源開発センター,東京.411 pp.

尼岡邦夫・仲谷一宏・矢部 衞.2020. 北海道の魚類 全種図鑑.北海道新聞社,札幌.590pp.

目黒昌利・本村浩之. 2011. 鹿児島県野間池沖から得られたボウズカジカ Ebinania brephocephala (カサゴ目:ウラナイカジカ科)の記録.Nature
of Kagoshima 37: 27?29.

鹿児島県野間池沖から得られたボウズカジカ Ebinania brephocephala (カサゴ目:ウラナイカジカ科)の記録

ナショナルジオグラフィック ブロブフィッシュhttps://www.nationalgeographic.com/animals/fish/facts/blobfish

CNN.co.jp 世界で最も醜い動物は?
https://www.cnn.co.jp/fringe/35037240.html

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椎名まさと

魚類の採集も飼育も食することも大好きな30代。関東地方に居住していますが過去様々な場所に居住。特に好きな魚はウツボ科、カエルウオ族、ハゼ科、スズメダイ科、テンジクダイ科、ナマズ類。研究テーマは魚類耳石と底曳網漁業。

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