刺されたときの対処法
万が一ゴンズイのトゲに刺されると、火傷のような強い痛みに襲われ、刺された箇所が腫れ上がります。刺されるのが2回目以降の場合、人によってはアナフィラキシーショックにより命の危険にさらされることもあるようです。
また、ゴンズイの毒針はギザギザした「かえし」のような形状です。もしかしたら皮膚にそのまま残ってしまうかもしれません。
もしも刺されたら、傷口を真水で洗い流し、火傷しない程度のお湯に浸けます。毒針が手に残っていることもあるため、医療機関で受診しましょう。
(参考:ゴンズイー環境省 せとうちネット)
ゴンズイの毒はオコゼやカサゴのようなタンパク質性の毒なので、加温することで毒が不活性化されるようです。
温度は45℃や50℃などとも言われておりますが、温度が高いほど毒は不活性化されますので、「やけどしない程度の温度のお湯」がいいようです。
見ていると癒されるゴンズイ玉ですが、毒針を持つ危険な生物。観察の際は十分安全に気をつける必要があります。
(サカナトライター:keiko)
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