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首が長い理由3:生息環境に適応したから

チリメンナガクビガメ(提供:PhotoAC)

ナガクビガメが生息する淡水域は、植物や岩などの障害物が多い環境です。これらの障害物を避けて移動したり獲物を捕食したりするには、ナガクビガメの長い首が役立ちます。

また、ナガクビガメ自身が捕食者から逃れるためにも、生息環境の障害物が隠れ場所として欠かせません。体を隠したまま周囲を観察できるので、長い首は生息環境に適応した形態といえます。

水族館でナガクビガメを観察してみよう

ナガクビガメの首の長さに注目すると、環境に適応してきた進化の過程が少しだけ想像できます。さらに、ユニークな見た目だけでなく「動き」に注目することで、生き物の不思議な生態に新たな発見や驚きがあるかもしれません。

もしナガクビガメを展示している水族館に遊びに行く機会があれば、ぜひゆっくりとその動きを観察してみてください。水族館によっては、エサやりの様子を観察できることもありますよ。

(サカナトライター:taku)

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taku

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水の中の世界が好き

愛知県在住。いきもの好きなライター。水族館に行って写真を撮ったりボーっとしたりするのが趣味。NAUI アドバンスダイバーです。

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