サカナをもっと好きになる

キーワードから探す

幼魚の魅力

幼魚は、形、色、模様などが成魚と全く違うことがあります。逆に、成魚のミニチュアのように同じ形の魚もいます。それぞれが生き残りをかけて選んだ成長過程に個性があり魅力的です。

セミホウボウの幼魚(撮影:ミドリフサあんこ)

今まで取れて1番嬉しかったのはセミホウボウの幼魚で、青みがかった色が綺麗です。

また、「幻」と言われることもあるエボシダイの幼魚も嬉しかったです。どちらも1〜3センチくらいの大きさで、青と銀の縞が綺麗でした。

エボシダイの幼魚(撮影:ミドリフサあんこ)

大きいものでは30センチくらいのトラウツボの幼魚が取れたこともあります。また、餌付けが難しいアオヤガラの幼魚メジナの幼魚を丸ごと食べたこともあります。

しかし、幼魚飼育は難しいことが多いです。図鑑などに載っている情報は成魚のものがほとんどで幼魚時代の情報はとても少ないからです。

まだまだ分からないことが多い幼魚を観察して生態を知り、新しい発見をしながら飼育に挑戦し続けたいと思います!

(サカナトライター:ミドリフサあんこ)

1

2

  • この記事の執筆者
  • 執筆者の新着記事
ミドリフサあんこ

ミドリフサあんこ

40才からのさかな好き

魚と生き物が大好きな息子の影響で、40才を過ぎてから魚に興味を持ち始めました。採集、飼育、標本作り、魚料理、おさかなイベントなど、息子の夢中に付き合うことで日々お魚に触れています。魚のこと、魚の不思議をもっと知りたい。そして魚好きの輪が広がりますように。

  1. どうしても出会いたかった魚<セミホウボウ> 硬い頭に大きな目がチャーミング?

  2. 世界三大珍味<キャビア>はチョウザメの種類ごとに味が違う? キャビア製造企業に聞いてみた【いいさかなの日】

  3. 日本の<チョウザメ養殖>の展望は? 島根県邑南町でキャビアを製造・販売する会社にインタビュー

RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

関連記事

PAGE TOP