「ダイビングを通じて色んな人に喜んでもらいたい!」
そう語ってくれたのは東京海洋大学に通いながらプロダイバーとして活動する深堀さん。学業とダイビングの二刀流を極める深堀さんにダイビングの魅力や海についての情熱をインタビューしました。
ダイビングを始めたきっかけはテレビ番組
深堀さんは、東京海洋大学に通いながらダイビングインストラクターの資格を取得。プロダイバーとして精力的に活動しており、現在の目標は国内の様々なダイビングスポットを巡ることだそう。
そんな深堀さんに色々と聞いてみました。
━━ダイビングのインストラクターの資格を持っているそうですが、どんな活動をしていますか?
伊豆でインストラクターとしてお手伝いをしていますが、個人でもインストラクターとして活動しています。「海に潜りたい」と思っている人がいたら、僕が直接指導したり海の世界を見せたりすることができますね。
友達や知り合いなどでダイビングをしたい人に講習することが多くて、現在も2人に資格取得の講習をしています。
━━ダイビングを始めようと思ったきっかけはありましたか?
夏休みが暇だったのがきっかけですね。
高2の夏休みにテレビを見ていて水中の世界にすごく興味を持ったんです。その時に、たまたまさかなクンがダイビングをしている番組を見て……。次の日も休みだったのでそのまま「Cカード」(初心者が初めに取るダイビングライセンスで、この資格があればダイビングショップで機材を借りたりツアーに参加したりできる)の申し込みをしてライセンスを取りました。
その頃はお年玉でやりくりしていたので、高校生の時は2回ほどダイビングをしたり、「アドバンス」(Cカードより深い水深でダイビングを楽しめる資格で、認定する団体により名称が変わる)を取ったりして終わりましたね。
資格取得のモチベーションは「人に喜んでもらうこと」
━━ということは東京海洋大学に入学してから本格的にダイビングを始めたんですね。
そうですね。海洋大では「一緒に潜ろう」って話をしたら「行こう!」と言ってくれる人が多くて。人脈が広がりましたね。去年は海洋大生15人でダイビング合宿もしました。
大学2年生の5月に「ダイブマスター」(アマチュアダイバーの最高資格。東京海洋大学のダイビングサークルではこの資格の取得が目標となっている)を取って、半年後にインストラクターの資格を取りました。
━━かなり短期間で資格を取られたんですね! 学業との両立がかなり難しかったと思いますが、資格取得までにモチベーションになったことはありますか?
2つあります。1つは元々僕は人に喜んでもらうことが好きだったということです。インストラクターの資格を取ることで人にダイビングを楽しんでもらえる環境を自分で作れるようにしたいと思いました。
2つ目は何もできない悔しさですね。ダイブマスターを取ってダイビングショップでバイトしていたんですが、水中で何も仕事ができないことが悔しくて。インストラクターの資格をとるきっかけになりました。
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