香川県高松市に位置する新屋島水族館は、現在リニューアル工事中。この計画は“シン・ヤシマ計画”と呼ばれています。
シン・ヤシマ計画が進行中の今、高松市中央卸売市場の旧青果棟に生きものたちの仮住まいが期間限定で誕生。その名も「市場水族館」です。
新屋島水族館の生きものたちの元気な姿を近くで見ることができる、小さな水族館を紹介します。
新屋島水族館で進む“シン・ヤシマ計画”とは?
香川県高松市の屋島山上にある新屋島水族館。開業から55年が経過し、施設の老朽化が進んでいることからリニューアルされることになりました。
新屋島水族館を運営するのは、世界随一のアクリル加工技術を有するNIPPURA株式会社。同社による地域活性化に向けたリニューアル計画が、“シン・ヤシマ計画”です。
新たな新屋島水族館は2027年春頃にオープンする予定となっています。
新屋島水族館リニューアルまで開設中の<市場水族館>
市場水族館は2025年5月、高松市中央卸売市場の旧青果棟にオープン。リニューアル工事のため休館している新屋島水族館の魚たちやコツメカワウソ、ペンギン、リクガメたちの仮住まいとして開設されました。
市場水族館外観(撮影:額田善之/撮影場所:市場水族館)入館して右側がお魚ゾーン、左側がいきものゾーンとなっており、子ども向けのお宝さがし広場や売店、休憩スペースなどもあります。
市場水族館の館内マップ(撮影:額田善之/撮影場所:市場水族館)市場水族館の営業時間は10:00〜16:00(最終入館は15:45)。定休日は毎週火曜日で、火曜日が祝日の場合は翌日水曜日が休館です。
料金は中学生以上500円、子ども(3歳〜小学生以下)300円、幼児は無料で利用できます。
市場水族館の生きものたち
いきものゾーンにはコツメカワウソ、フンボルトペンギン、ケヅメリクガメが展示されており、お魚ゾーンには淡水魚や海水魚、ウミガメ、ヒトデなどが展示されていました。
いきものゾーンの様子市場水族館外観(撮影:額田善之/撮影場所:市場水族館)展示されていた生きもののうち、数種類を紹介します。
エサやり再開が待ち遠しいフンボルトペンギン
新屋島水族館で飼育されていたフンボルトペンギンは4羽が高知の桂浜水族館へ出張中ですが、その他の個体はこちらで飼育展示されています。
陸上ではヨチヨチ歩きなのに、水中ではスイスイ泳ぐギャップに心が奪われる生きものですね。
フンボルトペンギン(撮影:額田善之/撮影場所:市場水族館)通常はエサやり体験ができるのですが、鳥インフルエンザ予防のため、冬季は中止されており、残念でした。例年どおり、初夏になれば再開されると思います。
キュートなコツメカワウソ
市場水族館のコツメカワウソの展示は面白くて、お家から水遊び場まで透明な通路を渡って移動する姿を見られます。
コツメカワウソ(撮影:額田善之/撮影場所:市場水族館)ごく間近で見られるのが人気の秘密。カワウソたちの自由気ままな行動に、子どものような無邪気さを感じることでしょう。
コツメカワウソへの餌やり体験(撮影:額田善之/撮影場所:市場水族館)新屋島水族館でも人気だったコツメカワウソへのエサやり体験ができます。パイプから魚を与えると、おいしそうにモグモグしてくれます。癒される瞬間を見て、子どもたちも笑顔になります。
常にお腹が空いている?金魚たち
魚エリアには新屋島水族館にあった面白い形の金魚水槽が移設されていました。人を見ると、お腹をすかせた金魚たちがわんさか寄ってきます。
フナ類はエサを適量与えれば長生きするので、だいぶ大きな個体が増えてきましたね。
芸術的な形の金魚水槽(撮影:額田善之/撮影場所:市場水族館)出目金は泳ぐのが下手であまりエサにありつけないので、生存競争の過酷さを感じます。でも、きっと飼育員さんが上手にエサやりをしてくれるでしょう。
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