宮城県仙台市にある仙台うみの杜水族館は3月20日、桜シーズンにあわせた春の特別企画「海中花見」を開始します。会期は5月10日まで。
本イベントでは、水槽一面を舞うサクラダイの群泳や“花見”をテーマにした生きものの展示などを通して、水族館ならではの“お花見体験”を楽しめるといいます。
海中花見(提供:株式会社 横浜八景島)海中で楽しむ満開の桜「SAKURA Aquascape」
館内1階「親潮 冷たいうみ」エリアには、約250匹のサクラダイが泳ぐ特別水槽「SAKURA Aquascape」が登場します。
まるで水中に満開の桜が咲き誇るかのように、赤い体色と白い斑点をもつサクラダイが水槽いっぱいを彩り、日本ならではの春の訪れを楽しめるそう。
SAKURA Aquascape(提供:株式会社 横浜八景島)周囲の壁面には桜の花びらが舞う装飾が施され、エリア全体が幻想的なピンク色の空間に変身。従来のお花見とはひと味違う“海中花見”を体感できるといいます。
サクラダイは、東京湾以南に生息する体長約15センチのハタ科の魚で、成長に伴いメスからオスへと性転換する生態を持っています。オスの体に現れる白色斑が桜の花びらのように見えることから、この名が付いたとされます。
お花見にちなんだ生きもの展示と動物パフォーマンス
同じく1階「親潮 冷たいうみ」内の親潮ギャラリーでは、「お花見水槽」として、舞い散る桜吹雪をイメージしたハダカカメガイ(クリオネ)、「花より団子」にちなんでサクラダンゴウオ、名前に“ハナ”を冠するアカネハナゴイといった、花見をテーマにした生きものたちが展示されます。
アカネハナゴイ(提供:株式会社 横浜八景島)さらに2階「海獣ひろば」で実施する「オタリアフレンドリータイム」では、アシカの仲間・オタリアが桜をモチーフにした特別パフォーマンスを披露。 オスのチェンは力強い鼻息で花びらを舞い上げ、メスのカルーアは飼育員手作りのスタンプで台紙の枝に桜の花を咲かせるパフォーマンスを行うといいます。
オタリアの桜パフォーマンス(提供:株式会社 横浜八景島)2階「アフリカ」エリアのコツメカワウソ水槽では、桜型のごはんを食べる「コツメカワウソのごはんタイム~花びらキャッチ~」を開催。むきエビのすり身を桜の花びら型にした餌をガラス面に貼り付け、コツメカワウソが器用にキャッチして食べる様子を間近で観察することができるほか、飼育員による生態についての解説も行われます。
そのほか、イルカ・アシカ・バードが登場するパフォーマンスプログラム「STADIUM LIVE~We Are One~」では桜をイメージした和風の楽曲を使用し、「ペンギンフレンドリータイム」の記念撮影コーナーにも桜の装飾が登場。
さまざまな海の生きものたちと、特別な春の訪れを楽しめそうです。
魚朱印やフードでも春気分
館内では、参拝記念の御朱印にならい、水族館での来館記念として楽しめる「魚朱印」のオリジナルデザインの販売も開始します。
オタリアのチェンが書いた館名が中央に配置されており、桜にちなむサクラダイ、「花より団子」を連想させるダンゴウオ、イロワケイルカをモチーフにした3種類のデザインから選ぶことができます。
オリジナル魚朱印(提供:株式会社 横浜八景島)1階フードコート「wakuwaku ocean」では、春限定の特別メニュー「春色クリームソーダと“花よりスイーツ”BOX(税込950円)」を提供。“花より団子”ならぬ“花よりスイーツ”なひとときを楽しめる内容です。
提供期間は3月23日~4月10日の平日限定で、数量限定のため早期終了する場合があるそうです。
春色クリームソーダと“ 花よりスイーツ”BOX(提供:株式会社 横浜八景島)水族館で春の訪れを楽しもう
儚く散る桜とは対照的に、いつでも満開の景色を楽しめる企画「海中花見」。水族館ならではの春の訪れを楽しむことができそうです。
海中花見について、詳しくは仙台うみの杜水族館の公式ホームページに掲載されています。
※2026年3月19日時点の情報です
(サカナト編集部)