2代目の南極観測船<ふじ>を見学
ついでに、水族館の外にある「南極観測船ふじ」も見学。船の中には美容室や歯医者もあって、「南極に行くというのはこんな感じなのか……!」と好奇心がさらに刺激されました。
ここに全て載せてしまうのはもったいないので、気になる方はぜひ現地に行ってみてください。チケット代わりに乗船証明書がもらえちゃいますよ!
世界最北端の水族館で北極地の魚を見たい そして、いつか極地へ
筆者は「いつかは極地に行ってみたい」という夢を持っています。昨年、フィンランドに旅行したこともあり、憧れがますます強くなりました。
冬季の平均気温がマイナス10度を下回るほど寒い地域であるフィンランドでは、サーモンやエビが食を支えていました。日本にはない魚食文化も、寒冷地の魅力ですね。
そもそも、極地は本来“人が住めない世界”。冒険心のようなものがくすぐられ、とても魅力的に感じます。
冒険心という意味では、アマゾンにもいつかは行ってみたいのですが、やはり普通の人がなかなか行けない、そもそも生き物に適した場所ではないというところに惹かれているのかもしれません。
自分たちの身体を工夫してまで、極地に住むことに適応した魚たちは本当にすごいし、他の魚たちとは「住んでる世界が違う」という感じがしてやっぱり面白いな〜と、今回の特別展の展示を見て再確認しました。
2025年はもっと極地の魚に出会いたい!
日本では、北海道の水族館を中心に寒冷地の魚に出会えます。一方、極地の魚に会える水族館は果たしてどのくらいあるのでしょうか。名古屋港水族館の他には、葛西臨海水族園くらいでしょうか。
まだリサーチができていないのですが、もし「ここの水族館なら見れるよ」という情報があれば、ぜひ教えてもらいたいものです。
そして、実現するかは分かりませんが、2025年はノルウェーにある水族館「polaria」に行ってみたいなと考えています。世界最北端の水族館らしく、北極地の魚が見られるのだとか。
新たな夢を抱いて、2025年も元気に仕事を頑張ろうと思います。
ちなみに、南極の魚についてもっと知りたい人には、『たくさんのふしぎ版 南極のさかな大図鑑』(福音館書店)がとてもおすすめ。写真ではなく、イラストなのですが、柔らかいのに繊細な色味が素敵な本です。
(サカナトライター:moka)
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