サカナをもっと好きになる

キーワードから探す

筆者的シロサギの見分け方 最後にもういちどまとめ!

ここまでの状況を整理して、もう一度<シラサギの見分け方>を表にまとめました。

筆者調べ、シラサギの見分け方(提供:みのり)

上記の表はあくまで筆者が調べた限りの筆者目線の見分け方です。図鑑やネットによっても、研究者によっても、シラサギの見分け方や亜種であるか否かなどは意見が異なるようです。

筆者がまとめたこの表を見るだけでもかなり複雑なことがわかります。

同じ種でも冬季か夏季か、また同じ時期でも繁殖期か否かによってクチバシの色が変わります。さらに研究者によっても意見が異なります。

さらにさらに、表のとおり、チュウダイサギの一部には越冬する個体もいます。冬季に見られたからと言って、その鳥がダイサギとは限らないのです。そりゃ“シラサギ”ってひとくくりにしたくなるよ……と感じました。

普段何気なく見ていたシラサギたちの世界は、こんなにも奥深かったのですね。

また、未だに「チュウサギ」はきちんと観察できていません。まだまだシラサギの世界は深まってきそうだなと感じたフィールドワークでした。

(サカナトライター:みのり)

1 2

3

  • この記事の執筆者
  • 執筆者の新着記事
みのり

みのり

センス・オブ・ワンダーを大切に

水族館に関するお話やフィールドワーク体験の記事を中心に、自然環境の素晴らしさやそれらを取り巻く文化的なお話もお伝えしていきます。

  1. 「シラサギ」という名前の鳥は存在しない? 超複雑なシラサギの世界&見分け方

  2. か弱い針子<メダカの赤ちゃん>が生まれた! 屋外ビオトープ育児奮闘記

  3. 身近な水辺環境で出会える<水鳥>たち 観察してみると意外と奥深い?

RANKING

DAILY
WEEKLY
MONTHLY
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

関連記事

PAGE TOP