講談社は6月11日、全国の水族館を網羅したガイドブック『新版 全館訪問取材 中村元の全国水族館ガイド129』を発売しました。水族館プロデューサーとして知られる中村元氏が、全国129館を実際に訪問・取材し、それぞれの魅力や展示の特徴を紹介する一冊です。
【画像】驚愕の経歴!水族館で15年間も飼育されたのち新種と判明した生き物
新規施設やリニューアル館も掲載
本書は、2019年に刊行された『全国水族館ガイド125』を全面的に改訂した最新版。全館訪問取材というコンセプトを継承しながら、新たに開館した施設や大規模リニューアルを実施した水族館を加え、掲載館数を129館へと拡大しました。
掲載写真の多くも新たに撮影されており、各施設の展示空間や生きものの魅力をより臨場感のあるビジュアルで紹介しています。
日本一のクラゲ水族館「かもすい」(提供:株式会社講談社)全国各地の水族館の最新情報をまとめたガイドとして、旅行や施設選びの参考資料としても活用できる内容となっています。
水族館プロデューサーならではの視点で解説
著者の中村氏は、鳥羽水族館で副館長を務めた経験を持ち、その後は水族館プロデューサーとして数多くの施設の展示企画やリニューアルに携わってきた人物です。
本書では、展示を手がけるプロフェッショナルの視点から、水槽設計や展示演出の工夫、施設ごとの特色について解説しています。
柵なしの「ゼロ距離」が魅力の伊勢シーパラダイス(提供:株式会社講談社)一方で、純粋な来館者として感じた感動や見どころについても紹介しており、専門的な解説と観覧体験の両面から各館の魅力を掘り下げているのも本書の特徴。また、地域ごとの自然環境を活かした展示や、生きものの行動を引き出すための工夫など、一般の来館者が気付きにくい視点も盛り込まれています。
水族館の新たな楽しみ方を提案
本書では、展示される生物だけでなく、それらを取り巻く環境や展示空間の設計思想にも焦点を当てています。
『新版 全館訪問取材 中村元の全国水族館ガイド129』(提供:株式会社講談社)中村氏は長年にわたり全国の水族館を取材・研究してきた経験を持ち、水族館を通じて自然や生命の営みを見つめる楽しさを伝えてきました。本書は、水族館ファンはもちろん、これから各地の施設を訪れてみたい人にとっても、水族館の魅力を多角的に知るためのガイドブックとなりそうです。
(サカナト編集部)