漁師や陸上養殖、海洋土木工事など“海”に関わる仕事体験ができるイベント「こどもわーく in 神戸2026」が、神戸市内各所で7月18日〜8月7日の期間に開催されます。
5年目となる今回は、水族館飼育員や海底ケーブル工事など8つの新プログラムを含む全26種の体験を実施。現在、公式サイトで参加申し込みを受け付けています。
「海の仕事」をテーマに26プログラム展開
「こどもわーく in 神戸」は、造船、海運、インフラ、水産など、暮らしを支える「海の仕事」をテーマにした職業体験イベントです。
主催は一般社団法人地域みらい創造センターで、子育て支援事業を展開するアクトインディ株式会社が企画・監修しています。
こどもわーく in 神戸2026 キービジュアル(提供:アクトインディ株式会社)2022年のスタート以来、神戸市との「海洋人材の育成に関する事業連携協定」の一環として開催されており、今年で5回目の開催。2026年は、過去最多となる26種以上のプログラムを展開する予定だといいます。
プログラム一覧(提供:アクトインディ株式会社)例年人気の企画に加え、今回は水族館飼育員や海底ケーブル工事といった最新の海洋技術や現場に触れられる新規プログラムが加わりました。
今年から中学生も対象に 広がるキャリア教育の場
対象はこれまでの小学生に加え、今年から新たに中学生も含まれます。
実際の仕事現場で働く大人との対話を通じて、子どもたちが将来の進路や職業観を考えるキャリア教育の場としての役割も期待されているそうです。
期間中は、神戸市内および近郊の港湾施設、船舶、関連企業など普段立ち入ることの少ない現場を訪問し、作業見学だけでなく一部業務の模擬体験も実施。子どもたちは「海の仕事」が社会をどのように支えているのかを、自分の目と手を通して学ぶことができます。
プログラムにより対象学年は異なるため、注意が必要です。
注目の新規プログラムをピックアップ
新設される8つのプログラムのうち、特に注目される4つをピックアップしました。
水族館飼育員の仕事
水族館飼育員では、劇場型水族館「AQUARIUM×ART átoa(アトア)」のバックヤードに入り、飼育員と同じユニフォームを着用してエサづくりや給餌、水槽の清掃などの日常業務を体験します。
開催日は7月31日です。
水族館飼育員のお仕事(提供:アクトインディ株式会社)大型クレーン船の仕事
大型クレーン船の仕事では、明石海峡大橋やレインボーブリッジの建設にも携わった日本最大級の起重機船「海翔」に乗船。船内点検や操舵室見学を通じて海洋土木の現場を学びます。
開催日は8月3日です。
大型クレーン船のお仕事(提供:アクトインディ株式会社)海底ケーブル工事の仕事
海底ケーブル工事の仕事では、離島への電気・水の供給や洋上風力発電を支える工事現場を、コンピューター制御で定点保持する作業台船上で体験します。
開催日は8月4日。水中ロボットの操縦にも挑戦できるプログラムです。
海底ケーブル工事のお仕事(提供:アクトインディ株式会社)内航船員の仕事
国内輸送を担う内航船員の仕事では、「航海士」と「機関士」の2職種について、シミュレーターを用いて学びます。
船の安全な操船やエンジン管理の役割を理解できる内容で、日程は現在調整中だそうです。
内航船員のお仕事(提供:アクトインディ株式会社)体験の「その先」を育むアワードも新設
今年は、体験を一度きりのイベントで終わらせず、子どもたち自身の気づきや学びを深めてもらうことを目的とした「こどもわーく’s AWARD」が新たに設けられます。
参加者が体験をもとにまとめた企画書や夏休みの自由研究作品の中から優秀作品を選出し、表彰と記念品の贈呈を行う予定です。
主催者は、この取り組みを通じて、子どもたちが海や仕事への関心を継続的に育み、自ら未来の選択肢を広げていくきっかけにつなげたい考えです。
また、公式YouTubeやInstagramでは過去の様子や関連コンテンツも発信しており、事前学習や振り返りに活用できます。
参加申し込みは「こどもわーく in 神戸2026」公式サイトで順次受け付け中。公式サイト上で希望のプログラムを選択し、各募集ページの案内に従って手続きを行います。
プログラムは先着制と抽選制があり、先着制の場合はチケット購入で申込完了。抽選制の場合は申し込み後に事務局からメールで結果が通知され、当選者は指定URLからチケットを購入します。
詳しくは「こどもわーく in 神戸2026」公式サイトに掲載されています。
※2026年6月11日時点の情報です
(サカナト編集部)