美しい光沢を放つ真珠はとても綺麗ですが、高価であり、子どもが手に取れる代物ではありません。
しかし、コスパに優れた真珠もあるようで、岡山市にある岡山県生涯学習センター「人と科学の未来館サイピア」で淡水真珠取り出し体験をやっているという情報を見つけました。
この体験に参加することで、誰でもリーズナブルにパールアクセサリーを身につけることができるのです。
今回、息子と一緒に淡水真珠取り出し体験に挑戦してみました。
淡水真珠とは?
淡水真珠とは、湖などの淡水に生息する貝が作る真珠のことです。
日本では琵琶湖および淀川水系のみに生育する日本固有種であるイケチョウガイを使って淡水真珠を生産してきましたが、近年は中国原産のヒレイケチョウガイが使われています。
ヒレイケチョウガイ(撮影:額田善之/撮影場所:人と科学の未来館サイピア)イケチョウガイ(学名:Sinohyriopsis schlegelii)とヒレイケチョウガイ(学名:Hyriopsis cumingii)はどちらもイシガイ目イシガイ科に分類される淡水性の二枚貝。イケチョウガイでは成長に従い翼状突起(ヒレ状の出っ張り)が目立たなくなるのに対して、ヒレイケチョウガイでは大きく発達し殻が三角形に近い形状になります。
琵琶湖で生産された淡水真珠が高価に取引されたことから、中国でヒレイケチョウガイを用いて大量に淡水真珠が生産されるようになり価格が暴落しましたが、近年はその価値が見直されているそうです。
ヒレイケチョウガイの真珠を取り出す
真珠を養殖する際、母貝の中に人工的な核を入れるかどうかで「無核」と「有核」に区別されます。 無核の場合はピース(細胞片)、有核の場合は核を母貝由来の真珠層がコーティングすることで、真珠ができます。
そのため、母貝の生育環境や母貝の性質によって様々な色合いの真珠となるそうです。
淡水真珠の色合い(撮影:額田善之/撮影場所:人と科学の未来館サイピア)どの色が出るかは開けるまで分からないといい、ワクワクしながら真珠の取り出し体験に挑みました。
ペンチを使って力づくで取り出す(撮影:額田善之/撮影場所:人と科学の未来館サイピア)ゲットした真珠と作ったアクセサリー
苦労して取り出した真珠は、わずかにベージュがかったホワイトパールでした。形が真円ではなく楕円形で4〜5mmの大きさだったことから、無核でピースを入れたものだと思われます。
取り出した真珠(撮影:額田善之/撮影場所:人と科学の未来館サイピア)真珠を見つけることができた子どもは、安心したのか笑顔を見せました。
取り出した真珠はネックレスに加工してもらい、満足げに首につけた姿は意外に“イケ”てました。
ネックレスに加工(撮影:額田善之)Tシャツの絵柄がいただけないですが……楽しめたようで、筆者も満足です。
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