新潟県上越市にある「道の駅うみてらす名立」で、“幻魚(げんぎょ)”とも呼ばれる稀少な深海魚の旬を味わう「幻魚フェア」が開催されます。期間は11月1日(土)から30日(日)まで。

イベント期間中は、名立漁港で水揚げされた新鮮な幻魚を使った飲食メニューや物販、紹介展示などが展開されます。
足が速い幻の魚<ノロゲンゲ>
“幻魚”とは日本海の深海に生息する白身魚で、標準和名は「ノロゲンゲ」。
コラーゲンや旨味成分を多く含み、煮付けや干物、天ぷらなど幅広く親しまれています。
鮮度が落ちやすく流通が限られることから「幻の魚」とも称され、主に新潟県や富山県などで地元名産として親しまれてきました。
近年は健康志向や地域食材への関心の高まりを受け、メディアでも紹介される注目の食材でもあります。
海鮮レストランで幻魚を楽しめる!
道の駅うみてらす名立は、海鮮レストランや鮮魚市場、宿泊施設、温浴施設を備え、日本海を一望できるロケーションが楽しめる施設です。
幻魚フェアでは、物産館2階の海鮮レストラン「海のだいどこや」で幻魚天ぷら丼や幻魚天ぷらの盛り合わせといった幻魚料理が楽しめるほか、休憩所では土日祝日限定で幻魚汁を提供します。

生鮮コーナーでは、名立漁港でその朝獲れた幻魚を直送販売。家庭でも新鮮な幻魚を味わうことができます。
また、物産コーナーでは、焼幻魚・干物などの加工品も取り扱います。
幻魚を詳しく紹介するコーナーも
会場内には「幻魚紹介コーナー」を設置。パネル展示や日本海の深海に生息している幻魚を水中ドローンで撮影した動画を通じて、幻魚の生態や地域での食文化をわかりやすく紹介します。

さらには、本フェアに合わせて「幻魚」をより親しみやすく知っていただくため、オリジナルキャラクター「あいちゃん」「ぽーちゃん」を製作。今後、オリジナルキャラクターを活用した各種プロモーションを展開していくとのことです。
幻の魚<ノロゲンゲ>を味わおう
普段はなかなか味わうことのできない幻の魚「ノロゲンゲ」。このフェアを機に、幻魚の味や魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
詳しくは、うみてらす名立の公式ホームページで確認できます。
※2025年10月22日時点の情報です
(サカナト編集部)