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約50年にわたり活躍した伝説のイルカ<オキちゃん> 沖縄美ら海水族館が特別イベント開催【沖縄県国頭郡】

沖縄美ら海水族館(沖縄県国頭郡本部町)は4月25日、約半世紀にわたりショーで活躍し、多くの来館者に親しまれてきたミナミバンドウイルカ<オキちゃん>に感謝を伝える特別イベント「オキちゃん半世紀の歩みに感謝を込めて」を開催します。

イベントでは、貴重な記録映像の上映や、オキちゃんを題材にした絵本の読み聞かせ、ヴァイオリンの生演奏とイルカたちのコラボレーションショーなどを通じて、水族館の歴史とこれからの取り組みを紹介します。

5000万人を迎えてきた名物イルカ<オキちゃん>

本イベントは、水族館の象徴的存在であったミナミバンドウイルカ<オキちゃん>への感謝を込めた特別企画です。

オキちゃんは約50年にわたりイルカショーに出演し続け、累計5000万人にのぼる来館者を迎えてきましたが、2025年12月2日にその生涯を終えました。

長年多くの人々に笑顔と感動を届けてきた存在として、その歩みと功績を振り返る場が設けられます。

オキちゃん(提供:一般社団法人沖縄美ら海財団)

式典は4月25日の13時45分~14時40分、沖縄美ら海水族館内のイルカスタジアム「オキちゃん劇場」で開催され、観覧は無料。アーカイブ映像上映や絵本の読み聞かせとトーク、未来の水族館をテーマにした映像上映、特別イルカショーなど約1時間のプログラムが予定されています。

オキちゃんの活躍を振り返る

当日は、オキちゃんの半世紀の活躍をまとめたアーカイブ映像を大型サイネージで上映。若いころのダイナミックなジャンプやショーの様子など、普段見ることのできない貴重な映像で、観客との長年の関わりを映像でたどります。

併せて、水族館が進める生物多様性保全や生息域外保全の取り組みを紹介する「これからの水族館、未来に繋ぐ取り組み」も上映し、エンターテインメントだけでなく、研究・教育・保全施設としての役割にも光を当てます。

オキちゃんをモデルにした絵本の読み聞かせも

プログラムの一つとして、オキちゃんをモデルにした絵本『ちゅらうみのオキちゃん』(KADOKAWA刊)の読み聞かせと、制作秘話トークも実施。文を担当した由美村嬉々氏と、絵を担当したしもかわらゆみ氏が、キャラクター誕生の経緯や作品に込めた思いを語る予定です。

絵本「ちゅらうみのオキちゃん」(提供:一般社団法人沖縄美ら海財団)

『ちゅらうみのオキちゃん』は4月22日発行で、イベント当日も150冊限定で販売予定。また、式典終了後には、作者2氏によるサイン会も行われるといいます。

生演奏でオキちゃんとの思い出に浸る

さらに、“美ら島沖縄大使”を務めるヴァイオリニスト・竜馬(RYOMA)氏が登場し、オキちゃんへの追悼と海への思いを込めた楽曲を生演奏します。

イルカたちのパフォーマンスとヴァイオリンの音色が融合する特別イルカショーが展開され、音楽と生きものが織りなす一日限りのステージが来場者を楽しませます。

半世紀をともに歩んだイルカに感謝を伝える一日

長年ショーを支え続けてきた人気イルカに感謝を伝える今回のイベントは、家族連れはもちろん、かつてオキちゃんのショーを見たことのある人々にとっても、思い出を振り返る貴重な時間となりそうです。

「オキちゃん半世紀の歩みに感謝を込めて」についての詳細は、美ら海水族館の公式ホームページに掲載されています。

※2026年4月18日時点の情報です

(サカナト編集部)

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