宮崎市は、市内を流れる加江田川の流域を一つの観光圏として捉える新たな観光コンセプト「流域旅(りゅういきたび)ワンダーフィールド宮崎」を始動しました。
市は、山・川・森・田園・海が短い距離に凝縮する地域特性を生かし、体験型観光を強化。今回はその第一弾として、電動アシスト自転車で自然を巡る「ガイド付Eサイクリングツアー」を7月11日から実施することが発表されました。
流域を丸ごと“観光資源化”
宮崎市によると、舞台となる加江田川流域は、源流部に双石山があり、河口からわずか7.5キロ圏内に多様な自然景観が集まるエリア。市はこの地域を「面」として捉え直し、ストーリー性のある観光ブランドとして発信する方針です。
流域旅 キービジュアル(提供:宮崎市役所)ブランドメッセージとして、「流れるままに、宮崎を遊ぼう。」を掲げており、自然体験型の旅行需要が高まるなか、アドベンチャーツーリズムを展開します。
流域旅の第一弾「サイクリングツアー」
第一弾の「ガイド付Eサイクリングツアー」は、リゾートホテル「ANAホリデイ・イン・リゾート宮崎」を発着点に、青島エリアから加江田渓谷へ向かう日帰り企画。初回は7月11日に実施され、以降は週末を中心に随時開催予定です。
サイクリング イメージ(提供:宮崎市役所)ツアーでは、電動アシスト自転車によるサイクリングのほか、地元産米を使った特製おにぎり弁当の昼食、渓谷で足を水に浸してくつろぐチェアリング、渓谷沿いのトレッキングなどが組み込まれています。
参加料金は1人1万4500円。申し込みは宮崎市観光協会ホームページより可能で、現在受付中です。
観光客が楽しめる地域連携を強化
宮崎市は、2年前から自然資源の磨き上げとコンセプトづくりに着手。現地調査や関係者への聞き取り、ワークショップ、ガイド養成などを地域と連携して進めてきたといいます。
市は今後、地元事業者や団体との協力をさらに深め、短時間で楽しめる体験メニューも拡充していく方針で、「流域」という視点を軸に国内外からの誘客促進につなげたい考えです。
※2026年6月10日時点の情報です
(サカナト編集部)