海洋環境や生態系について学べる子ども向けイベント「海の自由研究フェス2026」が7月25日と26日の2日間、東京・原宿の商業施設WITH HARAJUKUで開催されます。
主催は全国各地で清掃活動を展開するNPO法人グリーンバード。海洋ごみ問題や生物多様性をテーマに、ワークショップや展示、トークショーなど多彩なプログラムが予定されています。
海洋環境を身近に学ぶ夏休みイベント
海洋ごみの多くは街から流出したごみが占めるとされており、特にプラスチックごみは長期間にわたって海洋環境へ影響を及ぼしています。こうした課題への理解を深める機会として、グリーンバードは2018年から「海の自由研究フェス」を開催してきました。
8回目となる今回は、原宿駅前のWITH HARAJUKUを会場に、海洋環境について体験しながら学べるコンテンツを展開。主な対象は小学生で、夏休みの自由研究にも活用できる内容が用意されています。
会場では、海洋ごみや生態系に関する体験型講座のほか、水族館との共同制作による展示、企業による体験ブースなどが実施される予定です。
ワークショップやトークショーなど多彩な企画
イベントの中心企画となる「海のワクワク体験講座」では、海洋ごみ問題やゴーストギア、海洋貧酸素化などをテーマにしたワークショップを実施。参加者は環境問題について学びながら、自由研究の作品づくりにも取り組めます。
また、魚の生態や海の魅力を伝える「さかなのおにいさん かわちゃん」によるトークショーも予定しています。
各テーマで扱う内容はInstagramで紹介(提供:特定非営利活動法人 green bird)会場内には、兵庫県神戸市にある水族館「átoa」と共同制作した「海ゴミアクアリウム」も展示。海洋ごみが海へ流れ着く過程や、マイクロプラスチックによる影響を視覚的に学べる内容となっています。
海ゴミアクアリウム(提供:特定非営利活動法人 green bird)さらに、砂浜を模した展示空間でマイクロプラスチックを探す体験コーナーや、海岸で回収されたごみを素材にしたアート制作ブースも設置される予定です。
企業の環境技術や取り組みを体験できるブースも
協賛企業による体験型ブースもあり、リサイクル漁網を活用した工作体験や水中ドローンを使った海洋ごみ回収体験、アルミ缶リサイクルに関するゲームといった環境課題と産業の関わりを学べる企画が用意されています。
また、ノルウェー産サーモンを提供する企業による飲食販売も実施予定で、食と環境の関係について考える機会も設けられます。
近年環境教育への関心が高まる中、同イベントは海洋環境や資源循環、生物多様性といったテーマを体験的に学べる場として継続開催されています。海の課題を身近な視点から捉える機会となりそうです。
※2026年7月2日時点の情報です
(サカナト編集部)