一般社団法人日本さかな検定協会(東京都江東区)は7月1日、2026年「日本さかな検定(通称:ととけん)」の受け付けを開始しました。今年で閉幕することも発表されており、最後の受験機会となりそうです。
同日、検定ガイドとしてはもちろん、旅の行き先ガイドや旅のおともとしても使える『ニッポン魚グルメナビ 26年ととけん公式ガイドブック』も発売。伝統ある郷土食からご当地魚グルメまで、人と風土がつむぐ食べものとその味を伝えてきた地域の魚食文化をひもとく一冊となっています。
16年続いた魚食文化の検定がフィナーレ
日本さかな検定は、全国各地の魚や魚介類、旬の味覚、地域に根付く魚食文化などに関する知識を学ぶことを目的に2010年にスタート。これまでに未就学児から80代まで約3万7000人が受検してきました。
新型コロナウイルス感染症の流行を経て、2022年からは在宅で受検できるオンライン方式に移行しています。
高知・カツオのたたきのイメージ(提供:PhotoAC)今回が最終開催となることから、3級(初級)から1級(上級)まで全ての級を同じ期間に受検できる日程を設定。受検期間は11月3日午前10時から11月9日正午までの7日間で、期間内であれば都合の良い時間に受検できます。
最終回は受検機会を拡大 2級・1級の併願にも対応
受検制度も一部変更され、新たに2級と1級の併願が可能。1級を単独で受検する場合は従来どおり2級合格認定番号が必要ですが、2級との併願であれば認定番号がなくても申し込みができます。
試験は各級とも四者択一方式で100問が出題され、合格基準は3級が60点以上、2級が70点以上、1級が80点以上とされています。
公式ガイドブックも発売
検定の受け付け開始に伴い、『ニッポン魚グルメナビ 26年ととけん公式ガイドブック』も発売されました。公式サイトのほか、東京・新宿のサカナに特化した小さな本屋「SAKANA BOOKS(サカナブックス)」で購入可能です。
公式ガイドブックには、漁師自慢の季節の魚である「プライドフィッシュ」最新299魚種をはじめ、地魚、カニ・エビ、貝類、海藻など255魚介の最新情報を掲載。47都道府県の旬魚やご当地魚介料理も解説されています。
2026年ととけん公式ガイドブック(提供:一般社団法人日本さかな検定)また、全国の水族館や漁業・食文化資料館、市場、飲食店、みなと食堂・漁師宿、朝市などを網羅し、駅弁・空弁もピックアップするなど“旅に持参できるガイドブック”にもなっています。
この1年のさかな事情を解説する時事コラム、魚に関することわざや慣用句など多様な知見が身につく一冊です。
魚食文化を学ぼう
「2026年日本さかな検定」の申し込みは公式サイトで受け付けており、締め切りは10月20日正午です。
合格発表は11月下旬を予定しており、合格者には認定証が郵送されます。
16年にわたり続いてきた魚食文化の知識検定は、2026年の開催をもってその歴史に幕を下ろします。
受験料や検定の詳細などは、日本さかな検定の公式ホームページに掲載されています。
※2026年7月2日時点の情報です
(サカナト編集部)