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錦江湾の再生から地域づくり? 海の環境保全&地域活性を目指す団体「チーム・ハレ」設立【鹿児島県霧島市】

鹿児島県霧島市を拠点に、海の環境保全と地域創生に取り組む任意団体「チーム・ハレ」が誕生しました。

漁業者や地域住民、専門家、企業、自治体などが連携し、錦江湾(鹿児島湾)の再生を起点とした持続可能な地域づくりを実施。地域の自然や文化の継承、水産業の振興、環境教育の推進などに取り組む方針です。

錦江湾を起点に環境保全と地域創生の両立を目指す

チーム・ハレは、鹿児島県漁業協同組合錦江支所女性部と一般社団法人浦々シマジマ実践ラボによる共同事業として開始。2025年10月にプロジェクトチームとして発足し、「錦江湾の再生から、地域の未来をデザインする」をコンセプトに活動を展開してきました。

チーム・ハレ(提供:チーム・ハレ)

近年は海洋環境の変化や漁業の担い手不足、子どもたちの自然体験の減少など、地域社会を取り巻く課題が複雑化。錦江湾周辺でも同様の課題が見られることから、海の環境保全と地域活性化を一体的に進める取り組みが求められています。

こうした背景を受け、これまでの活動成果を錦江湾全域へ広げるため、今年4月に任意団体として体制を整備しました。今後は沿岸地域の振興につながる継続的な活動を進めていく予定だといいます。

分野を超えた連携による多彩な取り組みを展開

チーム・ハレではこれまで、子どもと大人が海の未来について話し合う「海のおとな会議・こども会議」をはじめ、海底湧水をテーマにした学習会や、地域の歴史や文化に着目した交流イベントなどを実施しています。

2025年12月に開催された「海のおとな会議・こども会議」には、専門家や行政関係者、企業、NPO関係者、漁業者、親子連れなど約150人が参加。気候変動による海の変化をテーマに、多様な立場から意見交換が行われたといいます。

活動の様子(提供:チーム・ハレ)

また、海底湧水と海洋環境の関係を学ぶワークショップや、自然をテーマにした音楽イベントなども開催されており、環境保全と地域文化を結び付ける活動が進められています。

子どもたちが海の課題に向き合う年間プログラムも始動

2026年度からは、年間プログラム「こども海ほごく」もスタート。同プログラムは、霧島市周辺の海や川をフィールドに、子どもたちが地域の自然環境や漁業について学ぶ実践型の取り組みです。

こども海ほごく(提供:チーム・ハレ)

アユの伝統漁法の体験やアサリの生育調査、海ごみ調査、生き物観察などを通じて、海や川の環境について理解を深める内容となっており、プログラムは2027年3月まで毎月実施される予定です。

活動の様子(提供:チーム・ハレ)

チーム・ハレは今後、漁業者や地域住民、行政、企業、研究者など幅広い関係者との連携を深めながら、錦江湾の自然環境の保全と地域社会の持続的な発展につながる活動を展開していく考えです。

※2026年6月18日時点の情報です

(サカナト編集部)

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