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熊野古道・高野坂で捕鯨文化と世界遺産を体感 日本遺産認定10周年を記念したウォークイベント開催【和歌山県】

和歌山県の熊野灘捕鯨文化継承協議会は7月4日、日本遺産「熊野灘の鯨とともに生きる」の認定10周年を記念し、「『鯨とともに生きる』日本遺産ウォーク in 世界遺産 熊野古道 高野坂」を開催します。

世界遺産・熊野古道高野坂と、日本遺産を構成する捕鯨文化に触れながら地域の歴史や景観を学ぶイベントで、観光列車「WEST EXPRESS銀河」と連携した取り組みとして実施されます。

日本遺産認定10周年の節目に地域の歴史を発信

和歌山県東牟婁地域では、古くから熊野灘(くまのなだ)の鯨とともに暮らし、捕鯨を通じて独自の信仰や食文化、祭礼などが受け継がれてきました。こうした文化は「熊野灘の鯨とともに生きる」として日本遺産に認定されています。

熊野灘は、紀伊半島の南東部から三重県にかけて広がる太平洋の海域です。

熊野灘(提供:PhotoAC)

一方、新宮市周辺には熊野古道をはじめとする歴史的・文化的資源が数多く残されており、海と山の文化が共存する地域として知られています。

今回のウォークイベントは、日本遺産認定10周年の節目にあわせて開催されるもので、捕鯨文化への理解を深めるとともに、熊野古道から望む熊野灘の景観を通じて地域の歴史や文化のつながりを紹介することを目的としています。

熊野古道と捕鯨文化を巡る特別ウォーク

イベント当日はJR新宮駅を発着点に、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産である熊野古道・高野坂を歩きながら、日本遺産「熊野灘の鯨とともに生きる」を構成する文化財や地域資源を巡ります。

参加者は地元ガイドの案内のもと、高野坂の歴史や文化的価値に加え、熊野灘沿岸で育まれてきた捕鯨文化について学ぶことが可能です。

『鯨とともに生きる』日本遺産ウォーク キービジュアル(提供:和歌山県)

熊野灘を望む展望スポットなどもコースに含まれており、地域の自然と歴史が交差する景観を体感できるほか、道中では日本遺産構成文化財の見学や地域の暮らしに関する解説も行われます。

観光列車との連携で地域周遊を促進

本イベントは、西日本を運行する観光列車「WEST EXPRESS銀河」のおもてなし企画の一環としても位置付けられています。

当日は列車の到着にあわせた出迎えが予定されており、鉄道旅行とウォーキングを組み合わせた地域周遊の取り組みとして実施されます。

定員は20人で、参加料は1000円。申し込みは、FAXか電話、専用フォームから可能。参加者には地域産品や鯨にちなんだ土産が用意される予定です。

主催する熊野灘捕鯨文化継承協議会は、地域に根付く捕鯨文化と世界遺産の魅力をあわせて発信することで、歴史・文化資源への理解促進につなげたい考えです。

詳しくは日本遺産「鯨とともに生きる」公式ホームページに掲載されています。

※2026年6月23日時点の情報です

(サカナト編集部)

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