NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所は現在、小学5年生から高校3年生を対象としたオンライン教育プログラム「サンゴ塾」の無料体験会・入塾相談会の参加申し込みを受け付けています。
体験会では、大学や研究機関で活躍する研究者による講義を無料で受講できるほか、講義終了後にはプログラムの説明や個別相談も実施されます。
月1回のオンライン講義とフィールドワークを実施
サンゴ塾は、喜界島を拠点に展開する教育プログラム「KIKAI College」の一つとして運営されています。
国内外の研究者をメンターに迎え、サンゴ礁や地球環境に関する専門的な講義や研究活動を通じて、科学的な思考力や課題発見力を育むことを目的としています。
フィーフィールドワークの様子(提供:NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所)レクチャーコースでは月1回のオンライン講義に加え、研究の進め方を学ぶワークショップも実施。希望者は夏休みに喜界島で開催されるサイエンスキャンプや、春休みのフィールドワークにも参加でき、研究者とともに実際の研究活動を体験できます。
年間の講義では、サンゴの生態や海洋環境、気候変動、海中の音環境など幅広いテーマを取り上げる予定です。
サンゴ礁研究の最前線に触れられる無料レクチャー
無料体験会では、2026年度のレクチャーコースの講義を実際に体験できます。
第1回は「350万年前の化石サンゴに記録された最古のエルニーニョの証拠」をテーマに6月20日に開催。北海道大学や総合地球環境学研究所、喜界島サンゴ礁科学研究所に所属する渡邊剛博士が講義を担当しました。
第2回は7月18日に実施予定で、名古屋大学と喜界島サンゴ礁科学研究所の山崎敦子博士が「サンゴ礁の島に住む人と気候変動」をテーマに解説。Zoomによるオンライン開催となっており、講義終了後にはサンゴ塾の概要説明と個別相談会が行われます。
参加対象は、入塾を検討している小学5年生から高校3年生とその保護者。参加には、Peatixの専用ページより申し込む必要があります。
研究コースやオンデマンド講座も用意
サンゴ塾では、より専門的な研究活動に取り組む「研究コース」も開講しています。
高校生や一定の受講条件を満たした受講生を対象に、研究計画の立案からフィールドワーク、成果発表までを研究者の指導のもとで学べるプログラムで、これまでの受講生は科学コンテストや研究発表会で複数の受賞実績を残しているそうです。
サンゴ塾(提供:NPO法人喜界島サンゴ礁科学研究所)また、対象年齢外の人やリアルタイムで参加できない人向けに、過去の講義を視聴できるオンデマンド配信コースも用意されています。子どもから大人まで受講できる内容となっており、サンゴ礁や海洋環境について継続的に学べる仕組みとなっています。
2026年度は8月に喜界島でサンゴ礁サイエンスキャンプも予定。ジュニアコースとアドバンスドコースでは、全国から集まった参加者が研究者とともにフィールドワークや研究活動に取り組みます。
詳しくは、KIKAI Collegeの公式ホームページ内サンゴ塾特設ぺージに掲載されています。
※2026年7月1日時点の情報です
(サカナト編集部)