10月9日に劇場公開されるドキュメンタリー映画『サクラマスのラストワルツ』と、岩手県一関市で100年以上の歴史を持つ京屋染物店のファクトリーブランド「縁日」がコラボレーションした「【桜鱒】ほっちゃれ 手拭い」と「【山女魚】手拭い」が発売されます。
東北の自然や手仕事を大切にする「縁日」と、サクラマスを題材に流域のつながりを描く『サクラマスのラストワルツ』の世界観を重ねたグッズです。
モチーフはサクラマスとヤマメ
「縁日」は、大正7年創業の京屋染物店が運営するブランド。祭り半纏や浴衣、手拭い、鹿踊や神楽などの郷土芸能衣装の制作を通じて培ってきた染色・縫製技術を生かし、東北の文化や風土を背景にしたものづくりを続けています。
手拭いのモチーフには、産卵を終えたサクラマスを指す「ほっちゃれ」と、その命を受け継ぐ「ヤマメ」が選ばれています。
ほっちゃれ(提供:一般社団法人 Whole Universe)サクラマスは、岩手県沿岸地域で「ママス(真鱒)」とも呼ばれ、サケと並ぶ水産資源として親しまれてきました。
川で生まれたヤマメが海へ下り、成長してサクラマスとなって再び川へ戻る生態は、山と海を川が結ぶ東北の自然環境とも深く関わっています。
ヤマメ(提供:一般社団法人 Whole Universe)生態系の循環を伝えるデザイン
「【桜鱒】ほっちゃれ 手拭い」は、産卵を終えたサケやマスの姿がモチーフです。
産卵後の魚は自然界で哺乳類や鳥類などの餌となるほか、分解されることで海から運ばれた栄養が森や川へ還元されます。手拭いを通じて、こうした生態系の循環にも目を向けるデザインです。
【桜鱒】ほっちゃれ 手拭い(提供:一般社団法人 Whole Universe)「【山女魚】手拭い」は、サクラマスの生活史とつながるヤマメが題材。ヤマメには「山女魚」など複数の表記があり、その名称の由来にもさまざまな説が伝えられています。
【山女魚】手拭い(提供:一般社団法人 Whole Universe)いずれも生地には100%オーガニックコットンの文生地を使用し、愛知県の知多木綿を岩手県で染色。サイズは約32cm×100cmで、参考上代は各2,200円(税別)です。
映画は10月9日に劇場公開
『サクラマスのラストワルツ』は、坂本麻人監督による95分のドキュメンタリー作品。ヤマメが海へ旅立ち、サクラマスとなって川へ戻る過程を軸に、ダムや堰堤、森林の変化、再生可能エネルギー開発など、自然と社会の関係を描いています。
サクラマスのラストワルツ(提供:一般社団法人 Whole Universe)コラボレーション手拭いは、映画の劇場公開日となる10月9日から販売。映画館のほか、公式ストア、「縁日」の実店舗およびオンラインストアで取り扱われる予定です。
※2026年8月25日時点の情報です
(サカナト編集部)