産み方にもそれぞれの選択
卵の産み方にも魚によって違いがあります。
サケのように穴を掘ったところに卵を産み、上から砂をかけて天敵から卵を守る魚、メダカのように水草の影に卵を産み付ける魚、タナゴのように固い貝の中へ卵を産み守る魚。
また、卵ではなく胎生(親の体内で栄養の補給を受けながらある程度発育した後に生まれる)の魚類はサメ、エイ類に多くみられます。
進化の過程で最も生存できる最適な産み方をそれぞれが選択してきた結果が多種多様な産み方になってきたのだと考えられます。魚の産卵に焦点を当ててみても種ごとの個性が見られるのではないでしょうか。
(サカナトライター:ミドリフサあんこ)
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