山口県下関市の水族館「海響館」と同市のホテル「リゾナーレ下関」は10月3日、宿泊者限定のアクティビティ「海響館の裏側潜入ツアー」を開始しました。
水槽の上から生き物を観察できるほか、展示前の魚や水族館の飼育設備など、通常の展示エリアでは見ることのできない施設の裏側を見学できるツアーです。
海響館とリゾナーレ下関の取り組み
海響館は、トラフグなどを含むふぐの展示種数が世界一で、日本最大級のペンギン展示施設なども備えている水族館です。
一方のリゾナーレ下関は、全国に宿泊施設を展開する星野リゾートの一つで、2025年12月に開業しました。
ふぐビンゴカード(提供:星野リゾート)リゾナーレ下関ではこれまでも、ふぐの生態や毒についてクイズ形式で学ぶ「海響館講座」や、16種類のふぐを描いた「ふぐビンゴカード」を使った企画など、海響館と連携した取り組みを実施してきたといいます。
大水槽を上から観察&展示前の魚も
ツアーでは、日本海を再現した大水槽やトラフグ、マンボウなどの水槽を上からのぞき込み、生き物を観察することができます。
海響館の裏側潜入ツアー イメージ(提供:星野リゾート)通常はガラス越しに見る水槽を上部から見ることで、水面の様子や生き物の動きを異なる角度から観察できます。タイミングによっては、マンボウへの給餌を見学できる場合もあります。
また、海響館では繁殖や生態研究のための水槽も設けられており、展示デビュー前の魚や稚魚などが飼育されています。ツアーでは、こうした待機中の生き物を見学できる場合もあるそうです。
待機生物のイメージ(提供:星野リゾート)稚魚と成魚の大きさを比較するなど、展示エリアとは異なる観察ができる点が特徴です。
水族館を支える設備や飼育の工夫も紹介
案内を担当するのは、海響館のスタッフからレクチャーを受けた海響館公認のホテルスタッフです。
生き物の搬入・搬出に使われる大型エレベーターや、生物を移動させるための滑車、潜水作業に使用するダイバー用の備品など、水族館の運営を支える設備について解説します。
「海響館の裏側潜入ツアー」は通年開催で、休館日などを除き、13時30分から約30分間実施されます。
定員は各回10人で、対象は小学生以上。料金は大人2,500円、小中学生1,200円で、海響館の入館料を含みます。参加には公式ホームページからの予約が必要で、催行1時間前まで申し込み可能です。
本ツアーについて、詳しくはリゾナーレ下関の公式ホームページに掲載されています。
※2026年10月9日時点の情報です
(サカナト編集部)