<タコ>触手の力は侮れない、毒を持つ種も
タコは8本の触手を持っており、その特殊さやキャラクター性がとても親しまれています。しかし、時間や種類によっては恐ろしいモンスターとなります。
タコは夜行性で、夜にダイビングをするとまれに絡まれることがあります。彼らの触手・吸盤の力は決して侮れません。呼吸器(レギュレーター)を奪われないよう注意が必要です。
また吸盤の力は弱くとも、強い毒を持った種類もいます。それはヒョウモンダコです。黄色い肌にネオンのような青いヒョウ柄模様という毒々しい見た目の通り、危ない生物としてよく知られています。ヒョウモンダコはフグと同じ「テトロドトキシン」という強い毒を持っているため、噛まれると死に至る場合もあります。サンゴ礁や砂底に生息しており、普段はサンゴや岩に擬態していますが、刺激を受けると色が毒々しい黄色と青色に変化するのが特徴的です。
また、以下の記事では釣りでよく見かける有毒魚も紹介しています。毒を持つ魚は多く、これらは魚たちと関わる際には避けて通れません。。海で楽しくアクティビティを行うには、危険についての知識を持つことでしっかりと自分の安全を守ることが大切です。
シュノーケリングやダイビングも安全なマリンスポーツですが、海は厳しい自然の世界です。危ない生物に出会うことは少なくありません。毒を持つ生物や危険な生き物に出会ったときの対処法をしっかり覚え、安全に海の世界を楽しみましょう。
(サカナトライター・百葉)
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