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栃木県日光市のブランド鱒<頂鱒(イタダキマス)> その食味とおすすめの食べ方とは?

皆さんは「いただきます」と聞いて真っ先に何を想像するでしょう?

大半の方は食事の前の挨拶を想像するのではないでしょうか。

今回、筆者がご紹介するのはまるでダジャレの様なユーモア溢れる名前のニジマス「頂鱒(イタダキマス)」についてです。

栃木県日光市が誇るブランド鱒

勿体ぶってお話を始めましたが、実はイタダキマスとはニジマスの品種の名前で、漢字で頂鱒と書きます。ユーモア溢れるこの名前は生産者の神山裕史氏が「頂点を目指すニジマス」という意味を込めて命名したそうです。

ニジマス(提供:PhotoAC)

本来約2年程で成熟する通常のニジマス。その中でさらに成長を続ける個体を選別して作出されました。

約4年という長い期間で成熟するので、良好な肉質のまま大型化するのが特徴です。

管理釣り場でも入手可能!

頂鱒(撮影:加藤ケイタ)

入手経路は主に通信販売です。

釣り堀や管理釣り場で放流している場所があるので、そちらでも入手可能。筆者は日頃、釣りを嗜むので管理釣り場にて釣り上げて入手しました。

臭みがなく甘い引き締まった身が特徴

今回、筆者が入手したのは45センチ程の良型が1尾と30センチ前後の個体を3尾。良型を刺身しゃぶしゃぶ、残りをレモンバターソースのムニエルにして頂きました。

「頂鱒」の食卓(撮影:加藤ケイタ)

個人的に1番気になっていたのはしゃぶしゃぶでしたが、結果、最も美味だったのが刺身

まず第一に全く臭みがなく、普段は生のサーモンを食べられない筆者の妻も「美味しい」と言って食していました(これに関しましては鮮度も多分に関係するので何とも言えませんが)。

引き締まった身を噛み締めると、上質な油の甘みが口いっぱいに広がり、まさに「ニジマスの頂点」の名に相応しい味わい

しゃぶしゃぶに関しては、一度お湯を潜らせる事で多少油が落ちるので、サッパリ派の方や生食に抵抗がある方にオススメです。

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加藤ケイタ

加藤ケイタ

永遠の10代(希望)

生き物好きの美容師です。特に魚類・昆虫・爬虫類が好きです。休日は妻と2人で釣り三昧。主に身近な生き物について発信していきます。

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