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京都水族館で「もっと体感!オオサンショウウオ展」開催! 五感で生態や魅力を知ろう【京都市下京区】

京都市下京区にある京都水族館は現在、体験型企画展「もっと体感!オオサンショウウオ展」を開催中です。会期は11月29日(金)まで。

この企画展では、五感を使ってオオサンショウウオの特徴や魅力を知ることができます。

【京都水族館】五感でオオサンショウウオを知り尽くす体験型企画展 「もっと体感!オオサンショウウオ展」開催-Digital PR Platform

オオサンショウウオの日を記念した体験型企画展

「もっと体感!オオサンショウウオ展」は「オオサンショウウオの日(9月9日)」を記念し、京都水族館が開館当初から飼育するオオサンショウウオをもっと身近に感じてほしいとの思いから開催される体験型企画展。「触れて」「嗅いで」「聴いて」「覗いて」「食べて」の五感をテーマにした特別展示を設置されています。

「もっと体感!オオサンショウウオ展」展示イメージ(提供:Digital PR Platform)

展示でオオサンショウウオのについて詳しくなった後は、もちろん本物のオオサンショウウオを観察できます。これまでよりもっと身近に、楽しく観察できること間違いなしですね。

オオサンショウウオの模型に触れて発見

「触れて発見」では、オオサンショウウオの頭部と前あしの模型に触れ、触り心地を体感できます。

模型は在来種のオオサンショウウオの特徴のひとつである顔周りのイボや、口の中や前あしの触り心地を再現。普段は触ることのできないオオサンショウウオの手触りは、忘れられない思い出になるはずです。

「触れて発見」展示イメージ(提供:Digital PR Platform)

オオサンショウウオの名前の由来は“匂い”から。「嗅いで体験」では、その匂いを体験。山椒の匂いに似ていることが名前となったオオサンショウウオですが、実際の匂いはどんな匂いなのでしょうか。

「嗅いで発見」展示イメージ(提供:Digital PR Platform)

「聴いて発見」では、オオサンショウウオが水面から顔を出して呼吸するときの音を映像と一緒に体感可能。オオサンショウウオは約20分に1回の頻度で呼吸します。ガラス越しではなかなか聞くことのできないオオサンショウウオの呼吸音を聞いてみましょう。

「覗いて発見」では、オオサンショウウオの骨格標本を展示。置いてあるルーペで拡大すると、骨の細部まで観察することができます。

「覗いて発見」展示イメージ(提供:Digital PR Platform)

また、オオサンショウウオは岡山県蒜山地方でかつて食用として親しまれていました。「食べて発見」では、蒜山地方の古老のお話をもとに味や料理をパネルで紹介するそうです。

現在は国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオを食すことはできませんが、かつての食文化を学ぶことでオオサンショウウオの新たな一面を知ることができますね。

オオサンショウウオをイメージした飲食メニューやグッズも

オオサンショウウオをイメージした飲食メニューも充実しています。

オオサンまみれのオムハヤシ(提供:Digital PR Platform)

水槽内で折り重なっているオオサンショウウオの姿をオオサンショウウオ型の薄焼き卵で再現した「オオサンまみれのオムハヤシ」や、オオサンショウウオの前あしをモチーフにした可愛いスイーツ「オオサンのおててパフェ」、オオサンショウウオの頭部をイメージし、口元にはオオサンショウウオの餌である魚をモチーフにした魚クッキーがついた「パクっとオオサンショウウオパン」と、可愛くて美味しそうなメニューが登場。

「オオサンポシェット」などグッズも

オサンショウウオグッズでは、オオサンショウウオの顔を再現した大容量の「オオサンポシェット」や、数量限定のぬいぐるみを販売。また、京都水族館の名入り風呂敷を背負い、頭に紅葉を乗せた秋の旅人モチーフの「オオサンショウウオ紅葉ver.」なども発売されます。

オオサンショウウオ紅葉Ver.(提供:Digital PR Platform)

京都市内にはオオサンショウウオタクシーも運行

オオサンショウウオの日に併せ、京都のタクシー会社であるエムケイ株式会社は、京都水族館とのコラボレーション企画として「オオサンショウウオタクシー」が運行します。なんと、155cmの大きさのオオサンショウウオを後部座席に乗せて走っているとのこと。

朝から夕方まで、限定3台の運行なので出会えた方はラッキー!乗車するとオリジナル乗車カードももらえますよ。

オオサンショウウオを身近に!

オオサンショウウオは国の特別天然記念物に指定されている生き物です。京都府の鴨川には、古くから固有種のオオサンショウウオが生息しています。

しかし、近年の都市化や護岸工事等によって産卵床が減少。さらに、外来種であるチュウゴクオオサンショウウオとの交雑個体の増加も注視されています。

オオサンショウウオと過ごす未来を守るために、まずは知ることからはじめてみてはいかがでしょうか。

(サカナト編集部)

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サカナト編集部

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