一般社団法人海のごちそう推進機構と一般社団法人とやまミライラボは1月18日、「日本さばける塾 in 富山県」を開催します。
富山県射水市で養殖が進められている<いみずサクラマス>を扱い、魚のさばき方だけでなく、豊かな資源を将来に残すための養殖事業の大切さを学ぶことができます。
海のごちそう推進機構は、魚の調理技術とともに各地の海の食文化や海洋環境について学ぶ講座「日本さばける塾2024」を全国で実施しています。
「日本さばける塾」とは
海のごちそう推進機構では、魚をさばくことで得られる喜びや感動を入口に、海が好き・海を大切にしたいという思いを育むことを目的とした、海洋教育講座「日本さばける塾」を実施。
2024年度は「魚を味わう十の技法」による調理体験を通じて、地元に伝承される郷土料理を作り・学ぶ機会の創出を目的に実施しているといいます。
養殖事業を学び「いみずサクラマス」を捌く
「日本さばける塾 in 富山県」のテーマは、「漁業の現在・未来をみつめ、富山湾の恵みに感謝しよう」。富山湾にある新港漁港で、創業以来85年続く鮮魚店「土屋鮮魚店」で、旬の魚や海の問題、射水市で行われている養殖事業「いみずサクラマス」の取り組みなどを学ぶことができます。
水産加工物を製造・販売する株式会社IMATOの調理講師である東海勝久さんに教わりながら、最後はいみずサクラマスを捌いて親子で料理に挑戦。親子でいみずサクラマスを活用した新たな郷土料理を考案します。
最も優れていると思われるメニューは、富山県射水市にあるIMATOの実店舗で実際にメニューとして提供することになっているそう。
参加者には、魚をさばくことができた証として「さばけるライセンス」も授与されます。
定員は小学生と保護者の8組16名で、応募締め切りは12月22日。応募やイベントの詳細は、海と日本プロジェクト in 富山県のWebサイトに掲載されています。
※2024年12月8日時点の情報です
(サカナト編集部)