日本初の「エコサート認証」を取得したホタテ貝殻由来のオーガニック洗剤「Shell we clean?」が、“ホタテの日”である3月18日に発売されました。
Shell we clean? メインビジュアル(提供:株式会社山神)ホタテ養殖から加工まで手がける株式会社山神と、貝殻由来新素材「SHELLTEC」を開発する甲子化学工業が協業し、水産系廃棄物として処理されてきたホタテ貝殻を“資源”として循環させる新たな取り組みです。
ホタテ貝殻から生まれた日本初のオーガニック洗剤
同商品は、青森県内最大規模のホタテ加工場を運営する山神が進める「Shell Cycle Project」から生まれた新ブランド。年間約7000トン発生するホタテ貝殻の有効活用をめざして開発されました。
日常のさまざまな場所で使える「台所・住居用クリーナー」と、野菜や果物の汚れや菌を落とす「野菜用ウォッシュパウダー」の2種類をラインナップ。いずれも界面活性剤や添加物を一切使用せず、ホタテ貝殻の焼成粉末を活かしたアルカリ性の洗浄力で、使用後の排水は河川や海への負荷が少ないのが特徴です。
パッケージには、廃棄ホタテ貝殻とリサイクルプラスチックを組み合わせた新素材「SHELLTEC」を採用し、中身だけでなく容器も貝殻由来という、徹底したサステナブル設計となっています。
洗剤パッケージ(提供:株式会社山神)「Shell we clean?」は、オーガニック・ナチュラル製品の国際認証機関「エコサート」の洗剤部門において、日本で初めて認証を取得。天然成分や持続可能な生産プロセスが国際基準で担保されているといいます。
使うほど地球にやさしい?
「Shell we clean?」は、これまで廃棄されてきたホタテの貝殻を洗剤の原料としてだけでなく、パッケージにまで活用することで、焼却時のCO2排出や埋め立てに伴う環境負荷の低減につなげています。
パッケージに採用された貝殻由来素材「SHELLTEC」は、廃ホタテ貝殻と廃プラスチックなどを組み合わせた新素材。新品プラスチックのみを使う場合と比べると、最大36%のCO2削減効果が確認されています。
SHELLTEC キービジュアル(提供:株式会社山神)すでにヘルメットやテトラポッドなど“守る役割”を担う製品への展開が進んでおり、今後も企業や自治体との連携を通じて、海洋資源を無駄にしないモノづくりの広がりが期待されています。
「ホタテの日」に発売開始
「Shell we clean?」は“ホタテの日”である3月18日に合わせ、山神公式オンラインストアのほか、一部店舗で販売開始。価格はいずれも1430円で、台所・住居用クリーナーは350mL入りの液体タイプ、野菜用ウォッシュパウダーは130g入りの粉体タイプです。
山神は「Tokyo Family Marche 有明ガーデン店」や「蔦屋書店 多賀城市立図書館」などでも順次展開を予定で、今後も販路を拡大しながら認知拡大を図る考えです。
(サカナト編集部)