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魚の<共食い>が起こる4つの理由&防ぐ方法 魚にとっては生きるための選択肢? 

水槽でメダカを飼い始め、稚魚がたくさん生まれた時のことです。小さくてもメダカの形をしていて、必死に泳ぐ姿に感動しました。

しかし、そのかわいい稚魚たちを成魚がどんどん食べてしまう状況を目撃。自分の子どもかもしれないのにそれを食べてしまうなんて、人間の感覚では考えられない衝撃的な出来事でした。

子どもたちを必死に守って育てる魚がいる中、自分の子どもや仲間を食べてしまう魚がいることを知ったきっかけになりました。

一見して穏やかそうに見える魚の世界ですが、このように仲間を食べてしまう“共食い”が見られることがあります。

共食いをする魚としない魚、その違いが生まれる背景にはどのような理由があるのでしょうか。

魚が共食いする理由とは?

魚が共食いをするのには、いくつかの理由があると考えられています。

具体的には、<捕食者の本能><食糧不足><縄張り争い><ストレス>などが挙げられます。

共食いの原因は主に4つ(提供:うる)

肉食性や雑食性の強い魚

肉食性や雑食性の強い魚は、捕食対象を選ぶことなく、動くものや自分よりも小さく口に入るサイズのものを食べてしまうことがあります。

メダカも雑食性のため、口に入るものは何でも食べてしまいます。それが自分の産んだ卵や稚魚であっても関係ないようです。

食糧不足

食糧不足や密度が高い環境では食糧資源が限られるため、共食いが起こることがあります。

縄張り争い

縄張り意識の強い魚は、ほかの魚を攻撃して排除しようとします。

この行動は、繁殖期に産卵場所を守ったり、新しい魚が侵入してきたりする場合によく起こります。

ストレス

狭い水槽は魚にとっては大きなストレスです。

自然界では共食いしない魚でも、過密状態の環境では気性が荒くなったり攻撃性が上がったりすることがあります。

共食いしない魚の特徴は?

一方、共食いが起こらない・共食いをしない魚もいます。

これらの魚にはどのような特徴があるのでしょうか。

プランクトン食

プランクトン食の魚はプランクトンを中心に食べるため、口の形や歯の構造も肉を食べる構造にはなっていません。

温厚な性格

温厚な性格で群れをつくる魚は、同種同士協力して餌を探し捕獲するため、仲間を攻撃したり共食いしたりすることがほとんどありません。

安定した環境

食糧が十分にある、水質が良い、過密ではないなど環境が安定していると、争う必要がないため共食いが起こりにくくなります。

飼育する際に共食いを防ぐ方法

基本的に共食いをしない魚でも、条件が悪くなると共食いが起こることもあります。

水槽で飼育する際は魚たちが安心して暮らせるように、次の点に注意して環境を整えましょう。

アクアリウムのイメージ(提供:PhotoAC)

十分な量の餌を与える

まず祭事になるのが餌の充足です。

餌が不十分だと、空腹を満たすために自分より小さな魚や弱っている魚を食べてしまうことがあります。特に、成長期には多くの栄養が必要なため注意しましょう。

ただし、餌の与えすぎもよくありません。肥満、病気、生殖機能の低下など魚の健康に悪影響を及ぼすことがあります。

また、水質の悪化によりストレスを引き起こす原因にもなるため、餌を与える頻度や量には気をつけましょう。

過密状態にならないようにする

狭い水槽にたくさんの魚を飼育していると、ストレスで攻撃的になる魚もいます。適正飼育数を確かめて、過密状態にならないようにしましょう。

攻撃された時に逃げられる場所を確保することも大切です。水草や流木、岩などをレイアウトすることで魚の隠れ家になります。

また、水草を入れることでバクテリアが増えて環境が整えやすくなり、水質の浄化や安定にもつながります。

魚たちがのびのびと過ごせる環境づくりを

魚の共食いは、魚種の特性や環境の条件が重なった場合に起こる自然な行動です。

餌不足や過密などストレスが大きく影響するため、自宅で飼育する際は、環境をしっかり整えて安心して暮らせる水槽づくりを心がけましょう。

(サカナトライター:うる)

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うる

水の生き物がゆったりと泳ぐ姿を見たり、色も形もさまざまな魚の生態を調べたりすることが好きです。 食べることも好きで、いろんな魚料理にチャレンジしています。

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