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能登半島の海で海藻栽培プロジェクト始動 ブルーカーボン生態系の保全へ【石川県能登町】

一般社団法人グリーンコープ共同体は4月6日、能登半島地震からの復興支援の一環として能登半島で海藻栽培プロジェクトを始動することを発表しました。

海藻事業を手がける合同会社シーベジタブルや、能登町で定置網漁を行う有限会社日の出大敷と連携し、新たな産業づくりとブルーカーボン生態系の保全を同時に目指すといいます。

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雇用創出と地域活性化につなげる

同プロジェクトは、地震被害を受けた地域で新たな産業を立ち上げることで雇用創出につなげるほか、長期的な復興と地域活性化を後押しすることが目的。

併せて、海藻が二酸化炭素を吸収・貯留する「ブルーカーボン生態系」を守ることで、カーボンニュートラルの実現にも貢献したい考えです。

能登半島の景観 能登金剛(提供:PhotoAC)

ブルーカーボンとは、沿岸・海洋生態系が光合成によって二酸化炭素を取り込み、その炭素が海底などに蓄積されたものを指し、温室効果ガス削減の新たな選択肢として世界的な関心が高まっています。

今回の海藻栽培では能登の復興支援と同時に、海の環境を豊かにし、ブルーカーボン生態系の保全につなげる取り組みとして位置付けられています。

海藻で海と地域を守る取り組み

シーベジタブルは、「海藻を育てて食べる」ことを通じて海の生態系を守る事業を展開する企業で、地下海水を活用した青のりの陸上栽培や海面栽培など、海藻機能の再生に挑んできました。

すじ青のりや若ひじきなどの製品を全国向けに販売しており、今回の協業でもその栽培技術やノウハウを生かしていくとみられます。

(サカナト編集部)

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