「魚料理が好き」「栄養豊富だから魚を積極的に食べたい」
でも、魚料理は下処理に手間がかかってちょっと面倒……という人もいるでしょう。
そんな悩みは魚介の冷凍食品が解決してくれます。
そこで、魚介の冷凍食品を使うメリットとおすすめのレシピを紹介します。
魚介の冷凍食品を使うメリット
魚介の冷凍食品を使用するメリットは、主に2つです。
料理の時間と手間を省ける
切り身で販売されているものは、内臓取りや骨取りなどの下処理の手間がなく、必要な分だけすぐに使えるため料理の効率が上がります。
また、シーフードミックスの場合、エビの皮剥きやアサリの砂抜きなどの下処理の手間を大きく減らしてくれます。
魚料理が苦手な人や初心者の人も扱いやすく、料理の失敗もを減らせるのもメリットです。
価格が安定している
生鮮魚は様々な要因によって値段が変動しますが、冷凍魚は在庫調整が可能なため価格が安定しやすいです。
長期保存もできるため、まとめ買いして冷凍庫に保存しておくことをおすすめします。
シーフードミックスは万能食材
シーフードミックスには、アサリ、エビ、イカの3種を使ったものが多く、それぞれに含まれる栄養素を摂取することが可能です。
アサリには丈夫な骨や歯を作る土台となるカルシウムや、体内の余分な塩分を排出する作用のあるカリウム、血液の構成に欠かせない鉄分など、エビには骨や筋肉、臓器などを作るタンパク質や抗酸化作用の高いビタミンEなどが含まれています。
(提供:うる)また、イカにもタンパク質が豊富に含まれているほか、アミノ酸の一種で血中コレステロール値の低下や肝機能の強化が期待できるタウリンや、多くの酵素の構成成分である亜鉛が含まれています。
手軽に使えておいしいうえに、栄養豊富なシーフードミックスを日々の料理に取り入れましょう。
シーフードミックスの解凍方法
シーフードミックスは解凍方法を工夫することで、臭みを抑えたり身が縮むのを防いだりすることができます。
その解凍方法とは、「海水と同じ塩分濃度の水に30分程度浸す」というものです。海水の塩分濃度は約3%のため、「水500mlに対して塩大さじ1」が目安となります。
(提供:うる)ボウルに塩と水を入れ、塩をよく溶かしてからシーフードミックスを入れます。浸ける時間は、常温で夏場は30分、冬場は1時間を目安にしてください。
指でつまんで硬さが残っていなければザルにあげ、ペーパータオルで水気を拭き取ります。これで旨みを残したままプリプリに解凍できます。
手軽においしく作れる<シーフードミックスレシピ>
解凍したシーフードミックスを使って、手軽においしく作れる「シーフードミックスと野菜の炒め煮」のレシピを紹介します。
材料は、シーフードミックスのほか、ニンジン、キャベツ、タマネギ、豚バラ肉50g、水100g、中華だしの素小さじ2、醤油小さじ1、牛乳50mlです。野菜の量はお好みで調整してください。
作り方は、(1)まず野菜を食べやすい大きさに、豚バラ肉は3cm幅に切ります。(2)フライパンを中火で熱して油をひき、豚肉を炒めます。(3)豚肉の色が変わってきたら野菜を炒め、しんなりしてきたら解凍しておいたシーフードミックスを加えて炒めます。(4)中華だしの素、醤油、水、牛乳を加えて5分くらい煮たら完成です。
(提供:うる)ご飯にのせれば中華丼、水や牛乳を少し加えて麺類にかければちゃんぽん風としても楽しめますよ。
今回は中華麺を使いましたが、うどんやひやむぎにかけても絶品です。
切り身の冷凍食品なら本格度アップ!
切り身の冷凍食品を使えば、見た目も味わいもより本格的に仕上がります。
今回使用したのは、サバ切り身の冷凍食品です。
サバは栄養豊富で、DHAやEPA、オメガ3脂肪酸などの栄養素をしっかり摂取できます。
(提供:うる)DHAやEPAは、血中の中性脂肪やコレステロールを減らしたり、血液サラサラ効果で血栓を防いだりする作用があるため、動脈硬化を抑える働きがあるといわれています。
また、カルシウムの吸収を高めるビタミンDも豊富に含まれています。
冷凍サバを美味しく食べるコツ
冷凍サバをおいしく食べるコツは、冷凍庫から出して凍ったまま調理することです。その理由は、凍ったまま調理することで旨みが流れ出るのを防ぎ、身が崩れにくく調理しやすくなるからです。
今回は、冷凍サバを使った「竜田揚げ」のレシピを紹介します。
材料は、サバ切り身1袋(150g)、酒大さじ1、みりん大さじ1、醤油大さじ1/2、しょうがのしぼり汁(チューブでもよい)小さじ1、片栗粉大さじ2、サラダ油大さじ1です。
竜田揚げの調理過程(提供:うる)
(1)まずサバをビニール袋に入れ、酒、みりん、醤油、しょうがのしぼり汁も加えて全体に絡め10分程度置きます。(2)味をしみ込ませたサバに片栗粉をまんべんなくまぶし、油をひいたフライパンにサバを入れて中火で温めます。(3)1分ほど焼き片面にこんがり色が付いたら、サバを裏返して蓋をし、火を弱めて3分程度蒸し焼きにします。(4)蓋を取り、サバを転がしながら全体がカリッとなるように焼いたら完成です。
冷凍サバの「竜田揚げ」(提供:うる)冷凍食品で魚料理に挑戦してみよう
たくさん食べたいけれど、つい面倒に感じてしまう魚の下処理。であれば、下処理自体をやめましょう。
魚介の冷凍食品を常備しておけば、料理の幅がぐっと広がります。
魚料理に自信がなく敬遠していた人も、ぜひ一度試してみてください。
(サカナトライター:うる)