鮮魚専門店「角上魚類」を展開する角上魚類ホールディングスは8月3日、国産アトランティックサーモン「サムライサーモン」の販売を開始しました。
サムライサーモンは静岡県小山町で陸上養殖されたアトランティックサーモン。これを使用した刺身や寿司、惣菜など幅広い商品を全国の角上魚類店舗で販売しています。
国内唯一の国産アトランティックサーモンを採用
「サムライサーモン」は、ノルウェー企業プロキシマーシーフードの日本法人であるプロキシマー株式会社が静岡県小山町で養殖する「FUJI ATLANTIC SALMON」を使用した商品。角上魚類ホールディングスによると、現在市場に流通している国内唯一の国産アトランティックサーモンです。
国産アトランティックサーモン「サムライサーモン」(提供:角上魚類ホールディングス株式会社)養殖には閉鎖循環式陸上養殖システム(RAS)が採用され、富士山麓の水を活用して育てられています。海上養殖とは異なり、海洋環境の影響を受けにくいことから、安定した品質で生産できる点が特徴だといいます。
角上魚類では2024年の商業出荷開始後から販売していましたが、供給体制などの調整に伴い一時取り扱いを休止。今回、品質や流通体制が整ったことを受け、販売を再開しました。
高鮮度を生かした刺身や寿司を展開
サムライサーモンは、水揚げ後に活締めされた状態で出荷され、豊洲市場を経由して各店舗へ配送。北欧やチリなど海外から輸入するアトランティックサーモンと比べて、国内流通までの時間を短縮できることから、高い鮮度を維持した状態で提供できるとしています。
身質はしっかりとした弾力があり、アトランティックサーモン特有の脂のりと引き締まった食感の両方を楽しめるということです。
「サムライサーモン」の寿司(提供:角上魚類ホールディングス株式会社)店頭では刺身用のサクや切り身をはじめ、寿司屋サーモンフライ、サーモン南蛮漬けなど、多彩な商品を展開。刺身用サクは100グラム当たり税込530円、刺身は3切れ入り税込300円から販売されるほか、寿司や惣菜も用意されています。
年間を通じた国産サーモンの提供を目指す
角上魚類ではこれまで、春を中心に「佐渡サクラマス」「佐渡サーモン」「岩手サーモン」など、各地で養殖された国産サーモンを期間限定で販売してきました。
一方で、国産サーモンは季節限定の商品が多いことから、年間を通じて提供できる商品を模索していたといいます。
今回採用した国産アトランティックサーモンにより、季節限定のご当地サーモンとあわせて、一年を通して国産サーモンを販売する体制を目指すとしています。
※2026年8月12日時点の情報です
(サカナト編集部)