古野電気株式会社は9月4日、藻場の保全・再生を通じた持続可能な海づくりを目指す「ブルーカーボンプロジェクト」の特設サイトを公開しました。
魚群探知機に用いられる超音波技術を応用した藻場モニタリングなど、同社が進める海洋環境保全の取り組みを紹介しています。
ブルーカーボンプロジェクト(提供:古野電気株式会社)海の生態系がCO2を吸収する「ブルーカーボン」
ブルーカーボンは、藻場や海草、マングローブなどの海洋・沿岸域の生態系が大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収し、炭素として海中に固定する仕組みです。
海の再生を担う海草(提供:古野電気株式会社)地球温暖化の緩和にもつながることから、気候変動対策の一つとして注目されています。
古野電気は2025年にブルーカーボンプロジェクトを始動。全国の漁業者や自治体、研究者、地域団体などと連携し、魚群探知機に利用されている超音波技術を応用して藻場をモニタリングしています。
藻場の分布状況などを把握することで、海洋環境の保全やブルーカーボンの創出につなげる取り組みを進めています。
藻場モニタリングの仕組みや各地の活動を紹介
今回公開された特設サイトでは、ブルーカーボンの基礎知識に加え、魚群探知機を活用した藻場モニタリングの仕組みを紹介。全国各地で進められている活動事例や、プロジェクトに携わるメンバーの取り組みについても掲載されています。
同社は、海洋の未来を見据えた2050年の社会コンセプト「Ocean 5.0」を掲げています。
Ocean 5.0(提供:古野電気株式会社)海から受ける恩恵だけでなく、海へ恩返しする未来を目指し、技術開発や社会との連携を通じた海洋環境保全に取り組んでいます。
今回の特設サイトも、こうした取り組みを発信する場の一つとなっています。
※2026年9月26日時点の情報です
(サカナト編集部)