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使用済み漁網を再利用!しながわ水族館が新ユニフォームを導入 SDGs展も開催【東京都品川区】

しながわ水族館(東京都品川区)は、9月25日から使用済み漁網をリサイクルした生地を全面的に使用した新ユニフォームを導入することを発表しました。

案内業務と飼育展示業務の双方で、使用済み漁網由来の生地を全面使用したユニフォームを導入するのは、日本の水族館で初めてとされています。

しながわ水族館 新ユニフォーム(提供:株式会社サンシャインエンタプライズ)

ユニフォームの導入に合わせ、9月25日と26日には館内でSDGs展も開催。海洋ごみ問題や漁網リサイクルの仕組み、新ユニフォームに使用される素材について紹介する展示です。

使用済み漁網を再生した素材をユニフォームに活用

新ユニフォームには、水産系プラスチック資材リサイクル推進協議会「Re(リズム)」を通じて再生された素材が使用されています。

同プロジェクトでは、これまで廃棄されることが多かったポリエステル製などの使用済み漁網を回収し、繊維原料などとして再資源化しています。

使用済み漁網(提供:株式会社サンシャインエンタプライズ)

案内スタッフのユニフォームには使用済み漁網由来のリサイクルポリエステルが17%、飼育展示スタッフのユニフォームには19%使用されているといいます。

案内スタッフユニフォーム(提供:株式会社サンシャインエンタプライズ)

ユニフォームは案内スタッフ用が2色、飼育展示スタッフ用が3色展開となっています。

また、それぞれのユニフォームには飼育展示を担当するスタッフが監修した生き物のイラストがデザインされているとのことです。

飼育展示スタッフユニフォーム(提供:株式会社サンシャインエンタプライズ)

今回の導入では新しいユニフォームを製作するだけでなく、これまで使用していた旧ユニフォームについてもリサイクルが実施されます。

さらに、新ユニフォームについても、将来的に破損や経年劣化などで使用できなくなった際にはリサイクルする予定です。

海洋ごみ問題や漁網リサイクルを紹介するSDGs展

9月25日と26日の2日間は、しながわ水族館別棟の見晴らしルームでSDGs展が開催されます。

ポスター イメージ(提供:株式会社サンシャインエンタプライズ)

展示では、海洋ごみ問題の現状や海洋生物への影響、使用済み漁網が抱える課題などを紹介し、使用済み漁網が回収・再資源化され、繊維原料を経てユニフォームになるまでの流れについても取り上げます。

漁網リサイクルの仕組みを通して、水産資材の循環利用について知ることができる内容となっています。入場料は無料です。

開館35周年を前に環境保全の取り組みを強化

しながわ水族館は2026年10月19日に開館35周年を迎えます。

同館では、生き物の魅力だけでなく、生息環境や海洋環境が抱える課題について伝えることも重要な役割として設定。今回の取り組みでは、使用済み漁網の再資源化からユニフォームの廃棄時のリサイクルまでを一連の循環として捉え、海洋ごみの削減や資源循環について考えるきっかけにつなげるとしています。

※2026年9月22日時点の情報です

(サカナト編集部)

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