宮城県仙台市の水族館「仙台うみの杜水族館」は、9月12日の閉館後に館内で生きものを観察しながら絵を描くことを楽しめる特別イベント「アートナイト水族館」を開催します。
通常営業中にはできないスケッチやイラスト制作に加え、地元アーティストや企業によるワークショップも実施され、生きものの魅力を色や形、表現を通して体感できる一夜限りのイベントとなります。
夜の水族館で生きものを観察しながら創作活動
「アートナイト水族館」は、閉館後の館内で生きものを観察しながら作品制作に取り組めるイベントです。
約300種5万点の生きものが展示される館内で、色鉛筆やコピックなどの画材をはじめ、iPadなどのデジタル機器、椅子やイーゼルを持ち込んで制作できます。
海の生きものは、その造形美や色彩、神秘的な姿から芸術作品のモチーフとして扱われることも多く、本イベントではそうした魅力を実際に観察しながら表現できる機会を提供。創作活動に興味がある人から本格的に制作へ取り組む人まで、幅広い層を対象としています。
プロのアーティストや企業による多彩な体験プログラム
当日は、仙台を拠点に活動するペインター・中川和寿氏をゲストに迎えたスペシャルワークショップを開催します。
1階大水槽「いのちきらめく うみ」または「うみの杜ビーチ -PENGUIN LIFE-」を題材に、「アートクレヨン」を使用してスケッチから着彩までを体験できる内容で、制作中にはプロから構図や色使いなどのアドバイスを受けることができます。
ペインター中川和寿氏によるワークショップ(提供:株式会社 横浜八景島)また、描画材メーカーのアストラム株式会社(ぺんてる)によるワークショップも実施。大水槽の観覧ガラスにフィルムを貼って自由に絵を描く「みんなでおえかき大水槽」や、ネオンカラーのペンを使ってクラゲを描き、ブラックライトで展示する体験など、生きものをテーマにした企画が予定されています。
みんなでおえかき大水槽「いのちきらめく うみ~アートナイト水族館ver.」(提供:株式会社 横浜八景島)会場では使用した画材の販売も行われ、参加者にはボールペンのプレゼントも用意されています。
開催時間は18時から21時までで、最終入館は20時。入館料は大人2200円、シニア(65歳以上)1600円、小・中・高校生1000円、幼児(4歳以上)と年間パスポート所持者は500円です。
また、大人と小学生を対象とした100組限定のセットチケットも用意されています。
アートを通して水族館の新たな楽しみ方を提案
さらに、仙台市のデザイン会社である株式会社ユニグラフィックによるワークショップも開催されます。
生きものをモチーフにしたシールやビーズでフォトフレームを制作する「しゃかしゃかフォトフレーム」、水だけで描いて繰り返し楽しめる「水で描く!みんなのお絵かき水槽」、お気に入りの生きものをデザインしたオリジナル缶バッジを制作できる企画など、子どもから大人まで参加できるコンテンツを展開します。
『水で描く!みんなのお絵かき水槽』イメージ(提供:株式会社 横浜八景島)このほか、入館者全員に「描き方・見方のヒント帖」が配布されます。
「シルエットで描く」「丸・三角・四角だけで描く」といったテーマを通して、多様な表現方法に触れられる内容となっており、生きものの新たな見方や創作のヒントを得られる機会となりそうです。
描き方・見方のヒント帖(提供:株式会社 横浜八景島)絵画コンクールも開催、イベント参加者の作品を募集
「アートナイト水族館」の開催にあわせて、「アートナイト水族館 うみの杜絵画コンクール」も実施。対象はイベント参加者で、プロ・アマチュアを問わず応募できます。
応募作品は、「アートナイト水族館」の開催時間中に仙台うみの杜水族館内で展示されている生きものを題材とした絵画が対象。作品サイズは最大4つ切り(54センチ×38センチ)までで、応募者自身が作品の搬入・搬出を行うことが条件となっています。
応募はメールで受け付けており、締切は10月12日。作品写真とイベント参加証の写真に加え、ペンネーム、作品サイズ、作品タイトルを添えて応募します。
入賞区分や入選作品の展示期間などの詳細については、後日発表される予定です。
アートナイト水族館 キービジュアル(提供:株式会社 横浜八景島)「アートナイト水族館」は、生きものを鑑賞するだけでなく、観察した印象を自由に表現することで、水族館ならではの新しい楽しみ方を提案するイベントとして開催されます。
本イベントについて、詳しくは仙台うみの杜水族館の公式ホームページに掲載されています。
※2026年8月18日時点の情報です
(サカナト編集部)