劇場型アクアリウム「AQUARIUM×ART átoa」(兵庫県神戸市)は6月4日から8月31日まで、沖縄県座間味村、イラストレーターのpokke104氏と連携した企画展「~átoa × zamami vill × pokke104~ クジラの島から Vol.2」を開催します。
世界屈指の透明度を誇る“ケラマブルー”の海とザトウクジラの生態、島に息づく自然や文化を、写真や映像、アート作品など多彩な展示を通して紹介し、来場者に冬の座間味村の魅力を伝えます。
~átoa × zamami vill × pokke104~ クジラの島から Vol.2 キービジュアル(提供:PhotoAC)座間味村の魅力をアートで伝える
本企画展は、2026年1月から3月にかけて実施され好評を博した第一弾に続く第二弾として実施されるもので、会場となる2階ゾーン「MARINE NOTE」およびブリッジエリアに座間味村の海と生きものを映し出します。
前回の展示の様子(提供:PhotoAC)会場には全長約12メートルにもなる実物大ザトウクジラの写真をはじめ、村の海や生きものをとらえた写真パネルや、水中で撮影された映像を投影する大画面などが並び、来場者は島のもつ魅力を間近に感じることができます。
ザトウクジラの写真 イメージ(提供:PhotoAC)第二弾では、新たにタペストリー展示を加えるなど、コンテンツを拡充した点が特徴です。
座間味村の海や自然を写した写真や、同村の観光大使も務めるイラストレーター・pokke104氏によるイラストを用いたタペストリー29点が展示されるほか、アート作品14点、ライブペインティングで制作されたフォトブースなどが設けられ、海と島の風景をアートとして楽しめる構成となっています。
座間味村をもっと身近に感じられる取り組みも
会場内には、座間味村の交通アクセスや観光名所、出会える生きものを紹介するPRブースも設置され、展示鑑賞とあわせて現地の観光情報に触れられるのもポイントです。
「CAVE」エリアと「MARINE NOTE」エリアをつなぐブリッジのガラス壁面には、pokke104氏のデザインがラッピングされ、通路そのものが作品として空間演出に組み込まれます。
ブリッジのアート作品(提供:PhotoAC)会期中は、1階ミュージアムショップでpokke104氏が手掛けたオリジナルグッズを販売。島の動植物をモチーフにしたデザインをあしらったアイテムが並び、展示で感じた座間味村の景色を日常に持ち帰ることができるラインナップとなっています。
企画展の観覧料は無料で、別途アトアの入館料が必要です。
座間味村と“クジラの島”の魅力
座間味村は、沖縄本島西方に位置する慶良間諸島の一部で、世界有数の透明度を誇る海と豊かな自然環境を有する島々から成る村です。
2014年にはその海域が「慶良間諸島国立公園」に指定されており、青く澄んだ海は“ケラマブルー”と呼ばれ、国内外のダイバーから高い人気を集めています。
座間味村(提供:PhotoAC)冬から春にかけては、繁殖活動のためにザトウクジラが座間味の海に帰ってくることから、ホエールウォッチングの名所としても知られています。
山上から広範囲を探索する専門スタッフを配置するなど独自の取り組みにより、クジラに出会える確率が高いとされる一方、独自ルールを設けてクジラに配慮した観察を続けることで、毎年クジラが安心して戻ってこられる環境づくりにも力を入れています。
「座間味村の自然美やクジラの神秘性を体感してほしい」
座間味村の宮里哲村長は、本企画展について「クジラとの出会いが象徴する冬の座間味の魅力に加え、島が大切に守り続けてきた自然環境をご紹介している。アトアの独創的な空間で、座間味村の自然美やクジラの神秘性をより深く体感してほしい」とコメントしています。
また、本地域の観光大使でもあるpokke104氏のアートを通じて、島の自然の価値や、座間味で過ごす時間がもたらす安らぎに触れてほしいと呼びかけています。
pokke104氏の作品(提供:PhotoAC)イラストレーターのpokke104氏は、ダイビングで出会った魚たちをきっかけに毎年のように座間味村を訪れ、島の風景や自然を描き続けてきたといいます。 今回の企画展では前回のライブペイント作品もフォトスポットとして展示され、「アトアと座間味村だからこそ生まれる“海と島をつなぐ時間”を楽しんでほしい」と来場を呼びかけています。
本企画展について、詳細はアトア公式サイトおよび特設ページに掲載されています。
※2026年6月4日時点の情報です
(サカナト編集部)