北海道札幌市の水族館「AOAO SAPPORO」が、2027年1月16日から開催される「札幌国際芸術祭(SIAF)2027」の展示会場の一つに決定しました。
同館5階の常設展示「NATURE AQUARIUM」と芸術祭の主要作品との関連性を背景に、会期に向けて芸術祭と水族館を融合した企画や体験プログラムが実施される予定です。
ネイチャーアクアリウムと芸術祭作品のつながり
AOAO SAPPOROの5階に設けられている「NATURE AQUARIUM」は、水草が生い茂る水中景観の中で、生物たちの営みを自然に近い形で観察できる展示です。
アクアデザインアマノの水景クリエイターが手掛けた複数の水景作品によって構成されており、水槽内で形成される生態系を通じて自然環境への理解を深めることを目指しています。
今回、AOAO SAPPOROがSIAF2027の展示会場となる背景には、「NATURE AQUARIUM」の展示作品「風薫る石景」があります。
(左)SIAF2027 メインビジュアル、(右)AOAO SAPPORO 5F 「NATURE AQUARIUM」の展示「風薫る石景」(提供:株式会社青々)同展示で採用されている石組レイアウトが、さっぽろ雪まつり大通会場で公開予定の大型インスタレーション《Iwagumi Air Scape》の着想源となっていることから、芸術祭との連携が実現したといいます。
芸術祭と水族館を融合したプログラムを予定
AOAO SAPPOROは、芸術祭会期に向けて常設展示を活用した企画のほか、ネイチャーアクアリウムの魅力を学ぶ体験型プログラムを実施予定。水族館ならではの視点から芸術祭を楽しめる機会になりそうです。
また、アクアデザインアマノとの連携により、水槽内に再現された自然景観や生態系の仕組みについて学べる内容も検討されているといいます。
2027年冬の札幌を舞台に開催される国際芸術祭
札幌国際芸術祭は、札幌市で3年に一度開催される国際的なアートイベント。2027年開催のテーマは「PLANET SNOW—upas mintar / upas nociw」で、雪に包まれた札幌を一つの“星”に見立て、人類の未来や宇宙をめぐる物語を描き出します。
会期は2027年1月16日から2月21日まで。札幌市民ギャラリーやモエレ沼公園、北海道博物館、北海道立近代美術館、札幌文化芸術交流センターSCARTSなど市内各地の文化施設が会場となるほか、さっぽろ雪まつり大通会場やAOAO SAPPOROも展示拠点として参加します。
本イベントについて詳しくは、SIAF2027の公式ホームページに掲載されています。
(サカナト編集部)