誠文堂新光社は8月10日、海産貝類図鑑『新版 日本の貝』を発売します。
日本近海で見られる827種の巻貝・二枚貝を収録し、すべての掲載種について生態写真と標本写真を掲載。2019年刊行の『日本の貝』を増補・改訂した新版として、184種を新たに追加しています。
『新版 日本の貝』(提供:株式会社誠文堂新光社)生きた姿と標本を見比べられる構成
『新版 日本の貝』は、本州中部の温帯域を中心に、日本の海に生息する巻貝と二枚貝827種を紹介する図鑑。磯遊びや潮干狩り、スキューバダイビングなどで観察できる海産種を中心に掲載しています。
本書の特徴は、掲載されているすべての種について、生きている状態の写真と標本となる貝殻の写真を収録している点です。
『新版 日本の貝』(提供:株式会社誠文堂新光社)海中での姿と貝殻の特徴を比較しながら確認できる構成となっており、生態への理解を深められる内容となっています。
また、殻口側や目、触覚など、生きた状態でなければ観察しにくい部位の写真も掲載しています。これらの写真は、種類の識別に役立つ資料としても活用できそうです。
184種を追加した増補改訂版
本書は、2019年1月に刊行された『日本の貝』をもとに、112ページを増補した改訂版です。
分類についても新たな知見を反映しながら内容を見直し、新たに184種を追加収録しているといいます。
『新版 日本の貝』(提供:株式会社誠文堂新光社)解説と生態写真は海洋生物、とりわけ貝類の生態観察や水中撮影を長年続けてきた髙重博氏が担当。
標本写真は、これまで複数の貝類図鑑で撮影を手がけてきた武井哲史氏が担当しました。
貝類の多様性が詰まった496ページ
『新版 日本の貝』はA5判・496ページで、価格は4950円(税込)。シリーズ「ネイチャーウォッチングガイドブック」の一冊として刊行されます。
日本近海には約11万種の貝類が生息するとされており、本書ではその中から観察機会の多い827種を取り上げています。
貝殻だけでなく、生きた状態の姿や特徴をあわせて紹介することで、同定に役立つほか、貝類の多様性に触れられる1冊となっています。
※2026年8月9日時点の情報です
(サカナト編集部)