“博多の台所”と呼ばれる柳橋連合市場(福岡市中央区)。そのすぐ近くにあるのが、福岡市街を流れる那珂川です。
実は先日、この那珂川でまさかのエイを発見しました。
「これはすごいぞ!」とウキウキしながら調べてみたところ、“意外な事実”がわかったのです。
那珂川でエイを発見!
6月中旬のとある日、たまたま用事があって那珂川沿いを歩いていました。筆者は川沿いを歩くときには生き物観察を欠かしません。
川を見ながら歩いていると、いつもより川の透明度が高い気がしました。「魚もくっきり見えるなぁ~」と魚から少し視線をずらすと、そこにはなんとエイがいたのです。
川にいたエイ(提供:妖精社)しかも1匹だけでなく、3、4匹が集まっている場所もありました。
那珂川沿いはもう何十年と歩いているのですが、エイを見かけたのはこの日が初めてでした。
“川にエイがいる”のは他県でも報告あり
「川にエイがいるなんて!」と大興奮だった私なのですが、実は調べてみるとエイが川にいるケースは他県でも報告されているようなのです。
例えば、福岡県以外では、2021年10月に広島県広島市、2022年6月に島根県松江市、2023年6月に大分県大分市、同年11月に和歌山県和歌山市で、それぞれ報告があります。
エイが川にいた理由とは?
エイは海の生き物というイメージが強いですが、満潮で海水が川に入ってくるときにエイが一緒に遡上してくることは珍しくなく、そもそもエイは海水と淡水が混じる汽水域に出現することもあるのだそうです。
また、エイは気温の高い夏場になると活動が活性化するとのこと。もしかすると、今回発見したエイはエサを求めて川へ入ってきた可能性もあります。
エイは夏になると産卵のために浅瀬にやってくることもあるので、産卵シーズンに入っているのかもしれませんね。
エイの毒針には要注意!
おそらく今回見かけたエイはアカエイだと思われますが、アカエイの尾には毒針があるので注意が必要です。
川でエイを見かけたからといって、むやみやたらに近寄らないようにしましょう。
身近なところに意外な生き物がいるかも?
同じ川沿いを何十年と歩いていても、初めて発見する生き物もいるのです。
あなたの身近なところにも意外な生き物が隠れているかもしれませんよ。
(サカナトライター:妖精社)