気仙沼産かつおの魅力を首都圏で紹介する「気仙沼旬かつお祭り」が、9月12日から10月11日まで開催されます。
2回目の開催となる今回は、鮮魚専門店や飲食店など計43店舗が参加。一部店舗では、当日気仙沼で水揚げされたかつおを新幹線で東京へ輸送し、その日のうちに販売する取り組みも実施されます。
気仙沼旬かつお祭り キービジュアル(提供:株式会社フーディソン)産地から首都圏へ、鮮度を保ったかつおを流通
「気仙沼旬かつお祭り」は、気仙沼市デジタル水産業推進協議会と株式会社フーディソンが協業して実施する企画。期間中は、気仙沼産かつおを鮮魚専門店で販売するほか、飲食店では同食材を使った特別メニューが提供されます。
参加する鮮魚専門店は、フーディソンが展開する「サカナバッカ」のほか、中島水産、山助の計17店舗で、飲食店は26店舗。昨年の第1回から飲食店の参加数が約2倍となり、取り組みの規模が拡大しています。
サカナバッカ 店舗イメージ(提供:株式会社フーディソン)気仙沼産かつおの特徴として挙げられているのが、鮮度を維持するための低温管理。気仙沼漁港では、水揚げ直後から氷を使って魚体を冷やした状態で競りにかけ、その後も低温を保ちながら出荷しています。
かつおは鮮度が低下しやすい魚であるため、こうした流通過程が刺身で味わう際の品質に関係するとされています。
新幹線「はこビュン」で当日水揚げ品を輸送
期間中の一部日程では、JR東日本グループの荷物輸送サービス「はこビュン」を利用し、気仙沼から東京方面へかつおを当日輸送します。
対象となるのは、サカナバッカの中目黒、都立大学、中延、五反田、グランスタ東京の各店と、中島水産の日本橋高島屋店、新宿高島屋店、玉川高島屋店です。
当日輸送されるかつおは、気仙沼で水揚げされた後、新幹線を活用して首都圏へ運搬。輸送予定数は約120尾で、昨年の約60尾から倍増しています。
かつおの「刺身」を首都圏で
今回の企画の背景には、気仙沼産かつおの認知向上に加え、産地で親しまれている「刺身」という食べ方の魅力を首都圏で伝える狙いがあります。
気仙沼は2024年まで28年連続で生鮮かつおの水揚げ量日本一を記録していましたが、2025年は不漁の影響でその座を明け渡しました。今年は再び日本一となることを目指し、地域を挙げた取り組みが進められています。
気仙沼が誇る“生のかつお”を首都圏で味わうことができる貴重な機会となりそうです。
イベントについて、詳しくは「気仙沼旬かつお祭り」の公式ホームページに掲載されています。
※2026年9月11日時点の情報です
(サカナト編集部)